ゼニア オーダースーツの最高到達点 GINZA SAKAEYAコラム|大統領も間違えた?スーツの一番下のボタン

榮屋本舗スーツ着こなしの裏技

大統領も間違えた?スーツの一番下のボタン

こんにちは、代表の伊藤です。今回は、よくお客様との雑談で話題になる上着の一番下のボタンについてお話しします。「一番下のボタンは留めなくていいの?」から「留めなくてもいいのになぜボタンがあるの?」といったご質問を受けることがあります。オーダーメイドスーツに限らずスーツの一番下のボタンは、留めないのが現代のマナーであり、基本ともいえるスタイルです。一番下のボタンを留めないのを前提にスーツを着たときのシルエットを計算してデザインしていますので、立って着用するときには、ぜひとも前ボタンの一番下は、外してもらいたいわけです。逆に椅子に座ったときは、スーツがシワになりますので、ボタンを全部外すのが基本ですが、面接や大切な商談といったときには、一番下のボタン以外を閉めるのがマナーとされています。

いずれにしましても一番下のボタンは、使用しないボタンですので「捨てボタン」と呼んだりすることがあります。使用しないボタンといえどもボタンホールもしっかりと用意されていますので、もちろん留めることも可能です。現代社会では、ほとんど留めることのないこの捨てボタン、ところが、アメリカの第35代大統領ジョン・F・ケネディ(1917〜1963年)が留めていたことは有名です。

ウエストを絞った2ッボタンのスーツで、パンツも細身のノータック。その上着の一番下のボタンを留めて演説などに出ていたということです。若き民主主義のリーダーとして注目を集めたJFKは、なぜ、一番下のボタンまで留めていたのでしょうか? 一説によれば、お坊ちゃんで、スーツの着こなしをよく知らずに、間違えて留めていたというのがありますが、別の節によると、TV映りを意識しての着こなしだったというのです。それは、JFKがタイトなスーツを着た場合、一番下のボタンを留めないと中のシャツが他の人に見えてしまうからと言うもの。激しい演説でのアクションや歩いていたときにシャツがお腹あたりから見えるのを嫌ったということです。そのために一番下のボタンを留めるのを前提にスーツをオーダーメイドしていたというほど。

理由はともかく、2ッボタンスーツの一番下のボタンまで留めるスタイルは、JFK人気にも乗って「ケネディスタイル」と呼ばれ、たちまちアメリカ全土に流行したということです。人気というのは凄いパワーがあるものです。一方、日本ではそれほど流行りませんでしたが、最近のTV番組を観ていると、アナウンサーたちが、スーツの一番下のボタンまでも留めている姿をよく見かけます。JFK同様に、お腹のあたりからシャツが覗くのを嫌い、TV映りを意識しての着こなしと思われます。ケネディスタイルの復権でしょうか?

都会のビジネスパーソンも普段はストレートにスーツを着こなし、TPOに合わせて着こなしに変化を与えるのも大切です。風が強ければ襟を立て、立ってスピーチするときは一番下のボタンまで留めるか逆に全部開けて、アクティブに見せるなど、着こなしに変化を与え自分を演出することも時には大切です。それが本当の意味での着こなしなのかも知れません。

さてそのJFKが好きだった2ッボタンのスリムなシルエットで、ノータックパンツのアメリカントラディショナルスーツは、定番的な人気もあり「フィッツジェラルド」と命名して販売しているメーカーもあるほどです。フィッツジェラルドとはJFKのミドルネームのことです。

乗馬服からモーニングコート、さらに現代のスーツへと進化を遂げながらも一番下のボタンは留められることがなかった「捨てボタン」ですが、大きな意味を持っているディテールであることは間違いないようです。

SAKAEYAのオーダースーツはココが違う!
ストーリーのない画一的なオーダースーツなんてありえない! オーダースーツの敷居は高くない! オーダースーツはシルエットを極めてこそ! オーダースーツの愉しみは生地選びから!
榮屋本舗スーツ着こなし上達コラム スーツ着こなしの裏技
Headline 第121回 パワードレッシングで成功を掴む
Backnumber
榮屋本舗メールマガジンバックナンバーアーカイブ
Headline 銀座SAKAEYAメールマガジン 2018年3月23日号
Backnumber
榮屋本舗スタッフブログ 銀座SAKAEYAのスタッフブログはコチラ
榮屋本舗のご案内・ご来店予約

ご来店の予約はこちら

電子カタログ

Facebook

東京駅店特設サイトはコチラ

銀座店特設サイトはコチラ

新宿店特設サイトはコチラ

スタイリスト坂井辰翁対談

結納返し・就職昇進祝に お仕立て券はコチラ

できる男の着こなし術 プレゼント

ご来店の予約はこちら

榮屋本舗ご来店の予約はこちら ご来店の予約はこちら 新宿店:03-3341-3335 東京駅店:03-5204-0640 銀座店:03-3289-5764