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Ermenegildo Zegna(ゼニア)生地のトロピカルは本当にダメな素材なのか
ゼニアを代表する夏の素材といえば、「トロピカル」。すでに、この場でその特徴をご紹介していますが、ここでおさらいをしますと、「トロピカル」とは、「オーストラリア産のスーパーファインウールを使った平織りの吸湿性に優れた」素材です。風合いもサ... -
ゼニアの生地トロピカル
Ermenegildo Zegna(ゼニア)の生地「トロピカル」は、夏の定番とも言えるレーベル。誕生当時のクオリティはほぼそのままで、企画や柄の種類を充実させています。ゼニアの「トロピカル」は、『オーストラリア原産のスーパーファインウール』の『単糸』を横... -
弁護士 井上朗様
自分のイメージどおりの、自分自身が、本当に良いものであると納得したスーツを着てみたいとは思いませんか。悪くないスーツというのは、相応の対価を支払えば手に入るものですが、納得するスーツを手に入れるのは、なかなか簡単なことではありませんね。 ... -
ゼニアスーツの生地の選び方
Q:ゼニアスーツを仕立ててもらおうと思っているのですが、トラベラーにするかエレクタにするかで悩んでいます。どうせ仕立ててもらうなら良い生地で、と思っているのですが、どちらがより良い生地なのでしょうか。 A:「良い生地」とはどんな生地か ま... -
日本のなかの、ゼニアスーツの歴史
今やスーツは、ビジネスマンにとってなくてはならないアイテム。スーツはいつ頃から日本で着用されるようになったのでしょうか?そして、いつ頃からゼニアスーツが認知されるようになったのでしょうか? 諸説は様々ありますが、スーツが日本で着用されるよ... -
Ermenegildo Zegna(ゼニア)はなぜスーパー表示を行わないか
糸や生地の品質の目安として使われる国際的な表示に「スーパー表示」があります。しかし、ゼニアスーツに使われる生地には、スーパー表示が使用されていません。ここでは、「なぜ、ゼニアはスーパー表示を行わないか」について話します。 まず、「スーパー... -
ゼニア おすすめ生地レーベル『クールエフェクト』
2010年に発表されたErmenegildo Zegna(ゼニア)のレーベル「クールエフェクト」は、夏の暑い時期でもダークカラーのスーツを涼しく着ることができるようにと考えて開発された生地です。 ゼニアの「クールエフェクト」のスーツが涼しく着られる理由は、2... -
ゼニア スーツおすすめ生地「エレクタ」
Ermenegildo Zegna(ゼニア)の秋冬物の中でも、定番中の定番と呼べるレーベル「エレクタ」。「エレクタ」が定番である理由のひとつに、その完成度の高さがあります。他の秋冬物のレーベル、たとえば「トロフェオ(秋冬物)」は2009年に、「トラベラー」は... -
Ermenegildo Zegna(ゼニア) おすすめ生地レーベル「SHANG」
一般的なゼニアの春夏生地、たとえば「トロフェオ」「トロピカル」「クールエフェクト」は、100%ウールを使用して織られています。しかし、「SHANG(シャン)」には、10%シルクが混紡されています。なぜ、ゼニアの「SHANG」にはシルクが混ぜられているので... -
ゼニアスーツのスミズーラは半既製品ではないのか
スーツには、大きく既製服(出来上がったスーツに体を合わせる)と、注文服(体に合わせてスーツを作る)とがあります。さらに既製服の部類には「既製品」と「パターンオーダー」、注文服の部類には「イージーオーダー」と「フルオーダー」があります。 【... -
Ermenegildo Zegna(ゼニア)スーツの青ラベル、赤ラベルについて
ゼニアスーツに使われる生地には、どれもゼニアブランドを表すラベルが付けられています。そこには「CLOTH Ermenegildo Zegna」の文字とともに、「TROFEO」「TRAVELLER」といったレーベルの名前も入っています。 特に「ELECTA」「TROFEO」「HIGH PERFORMAN... -
Ermenegildo Zegna(ゼニア)スーツのシルエットについて
ミラノラインゼニアの魅力は、ゼニア生地となる素材の質の高さと、レーベルのバリエーションの多さを抜きにして語ることはできません。しかし一方で本当のゼニアスーツの魅力は、ただゼニアの高級生地を用いれば再現できるというわけではないのも事実。ゼ...