ジャケパン×デニムのコーデにチャレンジしよう！年代・スタイル別の選び方や注意点を徹底解説！

メンズファッションにおけるさまざまなスタイルで活躍するジャケパンコーデですが、どんなパンツを合わせるかで悩む男性は多いのではないでしょうか。

パンツのセレクトはジャケパンコーデ全体の印象を大きく左右する重要なポイントですが、馴染み深く人気があるけど”意外に合わせ方が難しい”のがデニムパンツです。

ジーンズ素材のイメージが強いデニムは、かなりカジュアル寄りなアイテムなのでフォーマル感のあるジャケットと組み合わせるとチグハグなコーデになってしまいがち。

この記事では、ジャケパンにデニムを合わせるコーデのポイントや選び方を年代・スタイル別に詳しく解説します。

ジャケパンについては、基本的なアイテム選びやルールなどの基本を解説した過去記事もあるので、あわせて読んで頂くと理解がさらに深まるのでおすすめです。

ジャケパン×デニムのコーデはアイテム選びで難易度が激変する！

冒頭でも少し触れていますが、ジャケット（フォーマル）とデニム（カジュアル）は正反対な性質を持つアイテム同士なので、組み合わせ方を間違うとチグハグでダサいファッションになってしまう恐れがあります。

コーデについて詳しく解説する前に、そもそも”デニム”とはどんな意味なのかを知っておきましょう。

デニムとは元々は生地の名称でしたが、ファッション誌などでデニム地のパンツ全般を”デニム”と呼称するようになってからは、パンツそのものを意味する言葉としても使われています。

ジーンズ（ジーパン）もデニムパンツを意味する言葉ですが、一般的にはジーンズと呼ぶ場合はインディゴブルーのデニムパンツを意味することが多く、デニムと呼ぶときは白や黒のデニムパンツも含む広い意味合いで使われるのが一般的です。

ジャケパン×デニム初級編：黒系統のデニムパンツ

ジャケパンスタイルで最もコーデしやすいデニムパンツは黒系統です。

シックで落ち着いた色合いの黒デニムなら、フォーマルな印象が強いジャケットとの相性が抜群なので、初心者の方でも簡単にジャケパンコーデに組み込むことができます。

黒のデニムパンツなら、フォーマルなジャケットから同系統のデニム地のジャケットまで幅広いスタイルのジャケパンコーデに対応してくれます。

よほど個性的で極端なコーデをしなければ失敗することが無いアイテムなので、初めてジャケパンにデニムを取り入れるときは黒系統のアイテムをセレクトするのがおすすめです。

ジャケパン×デニム中級編：白系統のデニムパンツ

清潔感のある白系統のデニムパンツは、ジャケパンコーデの”しっかり感”や”おしゃれ感”を高めてくれるアイテムとして重宝します。

コーデ全体の色合いやイメージはやや限定的になりがちですが、キレイ目なジャケパンコーデを引き立ててくれる白系統のデニムパンツは着用シーン次第ではマストアイテムの1つと言っても過言ではありません。

意外にメンズファッションの中でも扱いに困るのが【純白】で、白で統一しすぎてしまうと結婚式やパーティー用の服装っぽくなってしまったり、キザな印象になってしまいがちです。

特に恥ずかしがり屋が多い日本人にとって、白で統一するジャケパンコーデはややハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

白系統のデニムパンツとジャケットの相性自体は良いので、インナーに黒やグレーなどの落ち着いた色を合わせたり、季節を意識した色合いのジャケットを組み合わせるとコーデしやすくなります。

ジャケパン×ジーンズはカジュアルファッションとの相性◎

青系統のデニム、一般的にはジーンズやジーパンと呼ばれるパンツをジャケパンコーデに組み込むときは、フォーマルよりはカジュアルなファッションを意識した方が簡単です。

ジーンズは基本的にカジュアルな印象が強いアイテムなので、フォーマルシーンに対応できるジャケパンコーデに組み込むのは難しいと言えます。

逆にキレイ目カジュアルとしてのジャケパンコーデとの相性は良いので、休日などの普段着コーデでは重宝するアイテムです。

ジャケパンコーデにデニムを取り入れるときのポイントと注意点！

ジャケパンコーデにデニムパンツを組み合わせるときは、以下のポイントを意識することが重要です。

ジャケパンにデニムを組み合わせるコーデで注意すべき点やポイントについて、詳しくみていきましょう。

ジャケパン×デニムはコーデ全体の配色バランスが重要！

ファッションで配色バランスが重要なのは当たり前ですが、ミスマッチが起こりやすいジャケットとデニムの組合せではコーデ全体の統一感やコントラストを強く意識するようにしましょう。

前項でデニムパンツには黒系統・白系統・ジーンズ（青系統）があり、それぞれコーデの難易度が異なるとお伝えしましたが、コーデ全体の配色バランスにおけるポイントは共通です。

ポイント①同系色で統一感のあるコーデ

ファッションにおける基本的な考え方でもあるコーデ全体の”統一感”は、ジャケパンにデニムを取り入れるときにも意識すべきポイントとなります。

コーデ全体を同系色でまとめる場合は、全く同じ色で統一しないように注意しましょう。

ダサいファッションだと言われてしまいがちな【GパンにGジャンを合わせたコーデ】は、全く同じ色・質感で上下を統一していることが大きな原因です。

同じ色でもジャケットとパンツで少し色の明るさや質感を変えたり、インナーでコントラストを演出するとコーデ全体が引き締まります。

ポイント②相性が良い色の組合せを意識する

ジャケパンコーデの印象に大きな影響を与えるのは、ジャケット・パンツ・インナーの3か所です。

もちろん上級ファッションでは小物や靴などのアイテム選びも重要になってきますが、メインとなるアイテム同士の色を定番の組合せにすれば大きな失敗を防ぐことができます。

上記の組合せはほんの一例ですが、定番とされる相性の良い色の組合せを意識してアイテムを選ぶだけでもコーデがまとまりやすくなるのでおすすめです。

特にジャケパン×デニムのコーデで覚えておきたいのが【デニム地と白系統の組合せの相性の良さ】です。

白と青（デニム）は、お互いがアクセントとなる組合せなので、挿し色として靴や小物で取り入れるのもおすすめ。

カジュアル感が強いデニムも、清潔感のある鮮やかな白と組み合わせるとキレイ目な印象がプラスされます。

ジャケパンコーデのスタイルや年代に合ったデニムを選ぼう

ジャケットとパンツの組合せを総称して”ジャケパン”と呼ぶため、その定義はとても広くなっています。

例えばビジネスカジュアルにも対応したジャケパンなら、そのコーデはフォーマル寄りとなるので黒系統のデニムパンツが最適で、ジーンズは不向きなことはビジネスマナーを考えれば当然だと言えるでしょう。

着用シーンに応じて適切なデニムを選ぶだけでなく、少し余裕がでてきたら【デニムパンツの品質】にも目を向けるとワンランク上のコーデを目指すことができます。

当店GINZA SAKAEYAでは、世界でもトップクラスの高級スーツブランド”ゼニア”を中心とした高品質のスーツやジャケット・パンツを取り扱っています。

ハイクオリティなデニム地のパンツを取り入れたジャケパンコーデセットは、40代や50代の方を中心に人気となっています。

私服としてジャケパンコーデにデニムを取り入れるときは気になりませんが、ビジネスシーンでの着用となれば話が変わってきます。

フォーマル過ぎないラフな服装なのに、高級感を感じさせる大人のジャケパン×デニムコーデを目指すなら、デニムパンツの品質にもこだわったアイテムセレクトが重要です。

エグゼクティブ層の方やファッションに強い関心がある方は、ぜひ当店GINZA SAKAEYAのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ジャケパン×デニムファッションに関する疑問や不安をまとめて解説！

最後に、ジャケパンにデニムを取り入れたファッションに関連する疑問や不安をQ&A方式でまとめて解説します。

ジャケパンって何？テーラードジャケットと普通のジャケットは何が違うの？

そもそもジャケパンとはどんなファッションなのか、スーツ用のジャケットを使ってはいけないのか？など、基本的な部分に疑問を抱いたままの方がいるかもしれません。

ジャケパンについて詳しく解説している記事があるので、詳細については割愛しますが簡単に2つの疑問に対する回答をします。

まず、ジャケパンの定義は【色・質感が異なるジャケットとパンツを組み合わせたコーデ】となります。

ビジネス用のスーツはセットアップ（上下が同じ色・質感）なので、厳密に言えばスーツスタイルとジャケパンんスタイルは別物です。

スーツ用のジャケットでも、パンツが違うならジャケパンに使っても良いのでは？と考えてしまいがちですが、実はテーラードジャケットとは生地の質感や丈の長さが異なるため、ジャケパンに使うのは避けるべきという考え方が一般的です。

ジャケパンに合わせるなら高級ジーンズの方が良いの？

ジーンズにも色々な種類があり、ヴィンテージ品や有名ブランドの商品は高級品に分類されます。

「ジャケパンに合わせるなら、高いジーンズの方が良いのではないか？」と考える人もいますが、実はそうでもありません。

高額でもダメージのあるヴィンテージ品より、安物だけど綺麗で適切なサイズ感のジーンズの方がジャケパンコーデとしては相性が良いケースは多々あります。

カジュアルファッションに振り切ったジャケパンコーデなら、高級ジーンズを取り入れるのは悪くない選択ですが、フォーマル感やしっかり感を大事にしたいときはジーンズの価値にはこだわらなくても問題ないと言えるでしょう。

50代がジャケパンにデニムを合わせるのは変でしょうか？

年齢的にジャケパンコーデにデニムを合わせるのはちょっと・・・と避けてしまう気持ちは判ります。

確かに若々しいイメージのあるブルージーンズとジャケットを思い切って組み合わせるコーデは、年齢を重ねると抵抗を感じてしまうものです。

しかし、結論から言うと【50代でもジャケパン×デニムのコーデを積極的に取り入れても問題無い】ので、解説したポイントを意識しながらぜひチャレンジしてみましょう。

特に制限がないカジュアルシーンなら若々しい印象を演出できます。

少し落ち着いたコーデにしたいときは、濃い色合いのジーンズに落ち着いた色合いのジャケットを合わせることでカジュアルなのに大人の落ち着きが感じられるファッションとなります。

ジャケパン×デニムは色とスタイルを意識して上手にコーデを楽しもう！

ジャケパン×デニムと聞いて、ブルージーンズとジャケットの組合せをイメージして難しいと感じる人が多いですが、黒や白のデニムパンツなら簡単にコーデに取り入れることが可能です。

ややカジュアルな印象が強いジャケパン×デニムのコーデですが、アイテムの品質や色の組合せにこだわればビジネスシーンで着用するという選択肢もあります。

コーデの基本さえ覚えてしまえば、カジュアル・フォーマルのどちらでもデニムを活かしたファッションを楽しむことができますので、この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。