インバネスコート

これまで数回にわたって

スーツスタイルに合うコートについてお話ししてきましたが、

今日は少しだけテーマから外れるかもですが、

「インバネスコート」についてです。

∩( ´∀`)∩ドウゾ (っ´∀`)っ))ヨロシク

インバネスコートというと

もしかしたら耳慣れない言葉かもしれません。

実際にコートを見れば「ああっ!」となると思うんですが、

「二重回し」「二重マント」「とんび」なんて呼ばれている

日本では主に男性の和装用コートとして

用いられているオーバーコートのことなんですね。

ツイード仕立てのインバネスは、

あのシャーロックホームズのトレードマークにもなっていますから、

世界的にはすごく有名なコートと言えるでしょう。

スコットランドのインバネス地方で生まれたのがその名の由来で、

荒れた天気のときでも民族楽器のバグパイプを演奏できるようにと、

そんな工夫が施されたコートになっているんです。

( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー

デザイン的には、

丈が長いコートに、ケープを合わせているのが大きな特徴です。

コート部分は袖のあるものとないものがあって、

それによってケープの丈も調整されています。

また、ケープが取り外し可能なものと、

コートの背中部分と一体化しているものと、

いくつかのバリエーションが存在します。

( ̄o ̄*(_ _*( ̄o ̄*(_ _* ) ウンウン

このインバネスコートが

日本に伝わってきたのは明治時代で、

大正から昭和初期にかけて大流行しました。

当時の一般的な服装だった和服の袖が邪魔にならず、

自由に腕を動かせるのが人気の理由だったのかな、と。

生活様式が変わった現代においても、

レトロで上品な雰囲気のあるインバネスコートは、

根強い人気があるんですよ。

<o( ̄^ ̄)o> エッヘン!!

……と、写真を見ればわかりますが、

これまで紹介したコートとは趣がぜんぜん違います。

日本では呉服屋で取り扱っていることが多く、

普通の紳士服販売店で既製服を見ることは、

まあほとんどないと言っていいでしょう。

しかし、榮屋本舗のスピンオフレーベル「ガイト」では、

このインバネスコートもオーダーできるんですね。

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