- 大学の入学式で女子がスーツを着るときのマナーやルールを知りたい
- 入学式用のスーツを選ぶときのポイントやトレンドを教えて
- 大学の入学式はリクルートスーツを着て行っても大丈夫?
大学への合格、本当におめでとうございます。
入学を控え、春からの新しい生活に胸を膨らませる一方で、「入学式用のスーツ」の準備で頭を悩ませている、という方も多いのではないでしょうか。
「女子のスーツは何色が正解?」
「リクルートスーツをそのまま着ても浮かない?」
「みんな、どこで買っているの?」
人生で初めてスーツを購入するという方も多く、どこで買うのか・どんなスーツを選ぶのが正解なのか、その明確な基準が無いと不安になってしまうものです。
本記事では新女子大学生向けに、入学式用スーツのトレンドや基本マナーはもちろん、量販店とオーダースーツの違い、さらには購入前にお母様と一緒に確認しておきたい「失敗しないためのポイント」を解説します。
お母様のスーツ選びにも役立つ、入学式のスーツに関する基本マナーを詳しく解説している別記事もあるので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
大学の入学式で女子がスーツを着るときの基本マナー
大学の入学式は、高校までの制服から離れ、一人の「自立した大人」として公の場に出席する最初の機会となります。
決められた制服とは違い、スーツの場合は選択肢や自由度が高いため、場違いな服装にならないためにもスーツ着用時の基本マナーを知っておくことは重要です。
ここでは、新大学生が押さえておくべきスーツ着用時の基本マナーを「色」「ボトムスの種類」「サイズ感」の3つの視点から詳しく解説します。
スーツの色は「ダークカラー」を選ぶのが無難
入学式で女子のスーツカラーで定番となっているのが、ネイビー(濃紺)やブラック、チャコールグレーといった、いわゆるダークカラーです。
服装や個性の自由化に伴い、最近は明るい色合いのスーツカラーを選ぶ方もいますが、大学の入学式では比較的落ち着いた色のスーツを選んだほうが無難といえます。
入学式が終わってからもシーンを問わず着用できるネイビー
清潔感や知性を感じさせてくれるネイビーは、幅広い着用シーンが魅力の万能カラーとして人気です。

入学式だけでなく、バイトの面接やインターンシップ、就職活動でもそのまま活用することが可能なので、迷ったときはネイビーを選ぶのがおすすめです。
リクルートスーツとしても使えるブラックも人気
フォーマルな印象が強く、着痩せ効果も狙えるブラックのスーツも人気です。

真っ黒で光沢が無いものを選んでしまうと、喪服を想起させたりリクルートスーツ感が強くなりすぎてしまうので、入学式では華やかな印象になるような着こなしの工夫が必要となります。
明るい色のスーツを選ぶときは落ち着いた上品さを意識しよう
入学式はお祝いの場なので、明るい色合いのスーツを着ること自体はマナー違反ではありません。
しかし、18歳~20歳という若い世代が何も考えずに明るい色のスーツを選んでしまうと、浮ついた印象や着せられている印象になりやすいので注意が必要です。

どうしても明るい色のスーツを着て入学式に臨みたいという方は、以下に挙げるポイントを意識してみてください。
- 派手すぎない色(ライトグレー、ライトネイビー、ベージュ)から選ぶ
- 膨張色なのでサイズ感やシルエット選びは慎重に
- スーツ自体が明るいのでインナーや柄は極力シンプルに
- 汚れが目立ちやすいので着用前にしっかり確認する
明るい色のスーツは、入学式らしい華やかな印象で目立つことができる反面、注意すべき点が多く着用シーンも限定されるというデメリットもあります。
少しでも派手になると、年齢も相まって軽薄な印象を与えてしまうので、落ち着いた上品な着こなしを意識するようにしましょう。
スーツの下はスカートとパンツどちらが良いのか
大学の入学式用スーツを購入するとき、女子の場合は「スカートかパンツか」という悩みに直面します。

結論から言えば、どちらを選んでも服装マナー的に問題は無いので、好きな方を選んで大丈夫です。
スカートタイプのスーツ
女性らしく華やかで清楚な印象を与えてくれるのがスカートタイプのスーツです。
膝が半分隠れる程度の丈がマナーとして最も美しく、椅子に座った際にも短くなりすぎないよう注意が必要です。
スカートのシルエットの違いで与える印象がかなり変わります。

例えばフレアタイプなら可愛らしく、タイトタイプなら知的で洗練された印象になります。
ただし、就職活動での着用を視野に入れて購入する場合はカジュアルな印象が強いフレアスカートではなく、タイトスカートを選んだ方が良いでしょう。
パンツスタイルのスーツ
パンツスーツは活動的でスタイリッシュな印象で、年齢を問わず選ぶ女性が年々増えているスタイルとなっています。

パンツスーツを選ぶメリットは以下の通りです。
- 動きやすい
- スカートよりも防寒性能が高い
- 脚を露出しなくて済む
- センタープレスが入っていると脚長効果が期待できる
立ち姿が美しく見えて、キリッとした印象を与えやすいパンツスーツは、体型や身長にコンプレックスを抱えている女性にもおすすめです。
かっこいいレディーススーツの着こなしについて、シーンや年代ごとに詳しく解説している記事もあるのでパンツスーツに興味がある方はぜひ合わせて読んでみてください。
全体の印象を左右する「サイズ感」の重要性
スーツの着こなしにおいて、サイズが合っているかどうかは非常に重要です。
どんなに高級なスーツでも、肩が落ちていたり袖が長すぎたりすると、「親のスーツを借りてきた子供」のような印象を与えてしまいます。

既製品のスーツを購入するときは、肩幅・袖丈・着丈・スカート丈または裾丈といった、着用時の印象に直結する部分のサイズ感は特に意識するようにしましょう。
- 肩幅: ジャケットの肩先と自分の肩がぴったり合っているかどうか。
- 袖丈: 手首のくるぶしが隠れる程度で、ブラウスの袖が1cmほど覗くのベスト。
- 着丈: ヒップが半分から3分の2ほど隠れる長さがベスト。
- スカート丈:膝が隠れる長さ。試着して座ったときの長さもしっかり確認。
- 裾丈:ハーフクッション(靴の甲に裾が軽く触れる長さ)が基本。
初めてのスーツ選びでは、ぜひ店舗での試着を丁寧に行い、自分の体型を最も美しく見せてくれるサイズを見極めて購入するのが失敗しないポイントです。
最近の大学入学式における女子スーツのトレンドとは
大学の入学式用に準備するスーツと言えば、無個性なリクルートスーツ一択という傾向が長らく続いていましたが、個を重んじる風潮が強い昨今は事情が少し変わってきているようです。
ここでは、大学の入学式で主流となっている3つのトレンド傾向を解説します。
1. 「パンツスーツ」を選ぶ人が増えてきている
大学の入学式用スーツだけでなく、スーツ業界全体で見てもパンツスーツを選ぶ女性が増えてきています。
少し前まで入学式のスーツと言えば、スカートが圧倒的多数を占めていましたが、現在は「スカート派」と「パンツ派」がほぼ同数、場合によってはパンツスーツの方が多いというケースも珍しくありません。

こうしたトレンドの背景には、ジェンダーレスな考え方の浸透や入学式だけでなく、就職活動やインターンシップでの着用を見据えてスーツを購入する人が増えていることが挙げられます。
2. 選ばれる色や柄にも多様性が見られる
大学の入学式用に購入するスーツと言えば、無地のネイビーか黒が定番です。
もちろん、現在も汎用性が高い定番カラーのスーツは人気ですが、自分らしさを重視する人が増えたこともあり、華やかな色や派手にならない程度の柄が入ったスーツも人気となっています。
3. スーツの着こなしに対する意識が高い
SNSの普及もあり、最近の学生は「自分をどう見せるか」というセルフプロデュース能力がとても高いといえます。
入学式だからと妥協して既製品を購入し、なんとなく袖を通すのではなく、「自分の骨格に合っているか」や「生地・仕立ての品質」にまでこだわる人も多い印象です。
その結果、ブランドスーツのチェックだけでなく、自分だけの理想のシルエットを追求できる「オーダースーツ」を選択肢に入れるなど、全体的にスーツの着こなしに対して高い意識を持つ人が増えてきています。
大学の入学式用スーツはどこで買うのが良いのか
初めてのスーツ選びでは、どこで購入するのかも大きな悩みの種となります。
気軽に入れるスーツ量販店から本格的なオーダースーツ専門店まで、それぞれの特色を正しく理解することは後悔の無い買い物に直結します。
手軽さとスピードを重視するなら「スーツ量販店」
全国にチェーン展開しているスーツ量販店は、最も身近で手軽な選択肢といえます。

最大の魅力は、スーツ本体だけでなくシャツやバッグ、パンプスなどを一度に揃えられる「フルセット販売」が充実している点にあります。
価格帯も1万円から3万円台と非常にリーズナブルで、知識がなくても短時間で入学式に必要なスーツ一式を揃えることができます。
ただし、大量生産を前提とした既製品であるため、デザインやスーツ生地の選択肢が限られてしまうという点には注意が必要です。
また、サイズ調整には限界があるため、人によってはどうしても着用時の違和感が拭えないなど、フィット感に不満が残る可能性があります。
信頼とブランドイメージを求めるなら「百貨店(デパート)」
品質への信頼やブランド力を重視するなら、百貨店のレディーススーツコーナーでスーツを購入するのも一つの選択肢です。

厳選された有名ブランドのスーツが並び、上質な生地感や洗練された縫製を肌で感じながら選べるのが特徴です。
専門知識を持ったスタッフによる丁寧な接客を受けながら、流行を程よく取り入れた上品な1着を見つけ出す体験は、大人の階段を上る実感を与えてくれるでしょう。
一方で、価格帯は5万円から10万円を超えることも珍しくなく、予算面でのハードルは高めです。
また、ブランド品とはいえ既製品であることに変わりはないため、体型への完璧なフィットを追求するには限界があります。
究極のフィット感を追求するなら「オーダースーツ専門店」
近年、自分の個性を大切にしたい新大学生の間で急速に支持を広げているのが、オーダースーツという選択肢です。
既製品との決定的な違いは、自分の体型に合わせてミリ単位の調整を行う「圧倒的なフィット感」にあります。

既製品特有の「どこかが余り、どこかが窮屈」という着心地における不満が一切なく、立ち姿から歩く姿まで、自分の体を最も美しく見せるシルエットが手に入ります。
さらに、生地の質感はもちろん、ボタンの形状や裏地の色彩まで自分の好みを反映できるため、世界に一着だけの「自分らしさ」を表現できる醍醐味があります。
デメリットは、費用と納品までの時間です。
オーダースーツの費用は、オーダーシステムによって変動しますが、5万円~10万円以上が相場となっています。
また、納品までにかかる時間も長く、採寸から仕上がりまで早くても1ヶ月弱、長いと3ヶ月ほどかかります。
レディース向けオーダースーツの相場と選び方については、詳しく解説している記事があるので、ぜひ合わせて読んでみてください。
初めてのオーダースーツはGINZA SAKAEYAで!
体型や身長の悩みを解消し、サイズはもちろん自分らしさを演出してくれるスーツを購入するならオーダースーツ一択になります。
しかし、初めてオーダースーツを購入するのは大きな不安を感じるものです。
当店GINZA SAKAEYAは、高級スーツ生地ブランド「ゼニア」の公認取扱店舗で、豊富なスーツ生地を取り揃え、お客様に寄り添った接客で初めての方でも安心してレディーススーツをお仕立てすることが可能となっております。
当店のオーダースーツは立体補正による胸元の美しさやくびれ、さらに背中のカーブラインなど体型に合わせた繊細な設計が特徴です。
入学式だけでなく、将来的にインターンシップや就職活動での着用を視野に入れている方は、ぜひ当店にお任せください!
経験豊富なスタッフと安心・安全の国内縫製で、お客様の体型・ニーズに合った最高のスーツをご提供いたします。
新女子大生がスーツ選びで後悔しないためのチェックリスト
スーツを購入するとき、ササッと試着をしただけで済ませてしまうのは危険です。
ここでは、スーツ選びに役立つ後悔しないための「動作チェック」を紹介します。
①「お辞儀」をしたとき、胸元が浮かないか
入学式では、お辞儀をする場面が多いものです。

スーツを試着するときは、実際に体を30度ほど傾けてみて、ジャケットの襟(ラペル)が胸元から不自然に浮き上がったり、パカパカと隙間ができたりしないかを確認しましょう。
首筋から肩にかけて吸い付くようにフィットしているのが、良い仕立ての証です。
②「腕を前後に振った」とき、背中に横ジワが出ないか
スーツを試着するときは、直立不動の姿勢だけでなく、腕を前後に振ったり回したりして可動域を確認しましょう。
このとき、背中や脇の下が引っ張られるような感じがしたり、背面に深い横ジワが寄ったりする場合は、サイズが合っていないサインです。
③「椅子に深く腰掛けた」とき、膝が半分以上出ないか
スカートタイプのスーツを試着するときは、座ったときの丈感もしっかりチェックする必要があります。
立っている状態で膝が隠れていても、椅子に座ると想像以上に裾は持ち上がります。

椅子に深く腰掛けても膝が半分は隠れる丈を選んでおくことが、式典の場にふさわしい、大人の女性としての気品を保つ秘訣です。
④ 「ポケット」に手を入れたとき、型崩れしないか
意外と見落としがちなのが、ポケットに何かを入れたときの状態変化です。
スマホやハンカチを入れたり、手を入れたりしたときに、腰回りのラインが大きく歪んだり、フロントボタンが引っ張られたりしないかをチェックしてください。
仕立ての良いスーツは、内部の構造(芯地)がしっかりしているため、多少の重みでも美しい造形を維持することができます。
⑤「ボタンを留めた状態」で、こぶし一つ分の余裕があるか
ボディラインを美しく見せようとするあまり、タイトすぎるサイズ感のスーツを選ぶのも失敗に繋がります。
ジャケットのボタンを留めた状態で、自分自身の「こぶし」が胸元に入るかどうかチェックしてみましょう。
全く余裕が無いピッタリサイズのスーツよりも、こぶし1個分程度の余裕を持たせたサイズ感の方が、ウエストが細くみえて姿勢も美しく見えます。
お母様必見!娘さんに「良いスーツ」を持たせるメリットとは
大学の入学式は、大切に育ててきた娘さんが大人の社会へと一歩踏み出す瞬間です。

「学生のうちは安い量販店のスーツで十分」と思われるかもしれませんが、人生最初の一着に「本物のスーツ」を選んであげることは、価格以上の大きなメリットがあります。
良いスーツを着ると立ち居振る舞いも変わる
良い仕立てのスーツは、動作を制限するのではなく、むしろ自由にしてくれます。
「自分は大切にされている」「質の良いものを着ている」という自己肯定感は、不慣れな式典や、その後の慣れない大学生活においても、凛とした立ち居振る舞いを生む原動力となります。
将来的に就職活動やインターンでの着用も可能
既製品の安価なスーツは、数回着用しただけで型崩れしたり、膝や肘が抜けてしまったりすることがありますが、適切に仕立てられたオーダースーツなら、数年後の就職活動やインターンシップでも「現役」として活躍してくれます。
一時的な出費は大きく感じるかもしれませんが、長いスパンで考えれば経済的です。
本物を見極める目を養う
入学式という公の場で、上質な素材のスーツを着用することは、お嬢様の自信や将来に役立つ教養へと繋がります。
良い仕立てのスーツを着ることは、本物を見極める目を養ってくれます。
大学入学式の女子スーツによくある悩みと解決策
初めてのスーツ選びには疑問がつきものです。
最後にお客様から寄せられるご相談の中から、特に多い3つの悩みとその解決策を紹介します。
- せっかく高いスーツを買っても入学式以外で着ないのは勿体ないと感じます。
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大学生になると、入学式以外にもアルバイトの面接、インターンシップや就職活動など、スーツを着用する機会が多くあります。
購入するスーツの色や柄にもよりますが、高品質で落ち着いた色柄のスーツなら、幅広いシーンで着回すことができるので無駄にはなりません。
せっかくスーツを買うなら長持ちさせてほしい、とお考えのお母様にこそオーダースーツがおすすめです。
- 既製品とオーダースーツでそんなに違いが出ますか?
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既製品のスーツとオーダースーツを比較して、そこまで明確に差があるのか?というご質問もよく頂きます。
結論から言えば、オーダースーツと既製品を比べると「明確な差」が現れます。
まず、見た目で言えば「生地の光沢感」が違います。
実際に袖を通せば、動きやすさや着心地の違いが明確に判りますし、細部まで調整されているスーツは「後ろ姿」も美しいフォルムが保たれます。
- トレンドを考えると数年後には古臭いデザインになるのでは?
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大量生産されている既製品のスーツは、トレンドを意識したシルエットやデザインが採用されやすいため、流行の変化による影響を受けやすい傾向にあります。
オーダースーツの場合、お客様の強い要望が無い限り、時代に流されにくいベーシックなデザインやシルエットを採用することが多いため、トレンドの影響は受けにくいと言えます。
大切な大学の入学式に向けて最高のレディーススーツを準備しよう
大学の入学式に向けた初めてのスーツ選びは、お嬢様が「大人の女性」としての第一歩を踏み出す上で大切なプロセスの1つです。
デザインや価格だけで決めるのではなく、実際に動いた時のフィット感や、数年後の着用にまで目を向けて慎重に選ぶようにしましょう。
- 予算やニーズに合った店舗で購入する
- 購入前に動きやすさやサイズ感は入念にチェック
- オーダースーツという選択肢も視野にいれたい
スーツは、単なる式典の制服ではありません。
生地・デザイン・シルエット・色柄など、細かい部分まで自分で選んで仕立てたスーツは、自信や幸福感をもたらしてくれます。
ぜひ自分らしいスーツを準備して、最高のキャンパスライフをスタートさせましょう。





