ダブルスーツの着こなしで重要なポイントを解説！年代やシーンに合ったコーデでオシャレに着こなそう

ダブルスーツに興味はあるけど、シングルスーツに比べて着こなしが難しくて中々挑戦できない・・・という人は多いのではないでしょうか？

最近のトレンドとしてダブルスーツを取り入れたスーツファッションが人気ですが、着こなし方を一歩間違ってしまうと老けて見えたりダサいコーデになってしまうのではと不安になるものです。

この記事ではダブルスーツをスマートに着こなす上で重要な基本マナーから、年代やシーン別におすすめのスタイルやスーツの選び方、さらには着こなしを格上げするアイテム選びのコツなどを解説します。

スーツファッションを個性的に楽しみたい方やダブルスーツに挑戦してみたい方はぜひ最後までチェックして、着こなしの参考に役立ててみてください。

ダブルスーツについて基本から詳しく知りたい！という方は、成り立ちからシングルスーツとの違いまで詳細に解説している特集記事もおすすめです。

ダブルスーツの基本的な着こなしと服装マナー

まずはダブルスーツを着こなす上で知っておきたい基本と服装のマナーから解説していきましょう。

ダブルスーツとは前合わせ部分がしっかり重なり、ボタンは2つ並ぶように配置されているのが特徴的で、一般的に重厚で威厳のある印象や男らしさのアピールに適していると言われています。

ダブルスーツは格式が高く見えることからフォーマルな場での着用と相性が良いのですが、昨今ではビジネスシーンやカジュアルシーンに取り入れたモダンな着こなしも人気です。

ちなみにスーツの格式という観点で言えば、実はシングルスーツもダブルスーツも同じ平服や略礼服に分類されるので明確な格の違いはありません。（ただし、ダブルの方が格式高いスーツという認識を持つ人が多いのも事実です）

結局どっちなんだ！と混乱してしまいそうですが

ダブルスーツはフォーマルな印象が強かったり格式が高く見えるスーツなので、目上を差し置いて着用すると失礼になるかもしれない、と覚えておけば大丈夫です。

スーツの格式については、正装であるタキシードや燕尾服の特集記事でも詳しく解説していますので気になる方はぜひご覧ください。

ダブルスーツの着こなしにおける基本～選び方～

ダブルスーツを選ぶときは、身体にフィットするサイズ感であるかどうか、肩幅やウエストラインの絞りなどが体型やイメージに合っているかを意識して選ぶことが重要なポイントです。

また、着用シーンをイメージした色柄選びをすることも大切です。

シーンごとの具体的な解説は後述しますが、幅広いシーンでの着用を考えるなら無難な色や柄を選ぶ方が汎用性が高くなります。

ダブルスーツの着こなしにおける基本～ボタンマナー～

ダブルスーツの場合、基本的に一番上は飾りボタンなので留めません。（シングルスーツの場合は、一番下のボタンが飾りボタン）

6つボタンのダブルスーツなら真ん中のボタンだけ、または真ん中と一番下を留めて着用するのが※一般的です。

ダブルスーツで座るときはボタンを留めたままで着席するのがマナーとなるので注意しましょう。（シングルスーツの場合はボタンを開けて座るのがマナー）

※4つボタンの場合などデザインやシーンの違いで留めるボタンの位置や数は異なります。詳しくはダブルスーツのボタンやマナーの特集記事をご覧ください。

年代に合ったダブルスーツの着こなしとは

ダブルスーツ選びの基本が判ったところで、ここからは年代やシーンに応じて変わる着こなしや選び方のポイントについて詳しく解説していきます。

まずは年代によって異なるダブルスーツの着こなしや選び方からみていきましょう。

若い世代ならシングルスーツに近いフォルムのダブルスーツがおすすめ！

20代や30代前半などの若い世代がダブルスーツを選ぶときは、スリムフィットでシングルスーツと同じような感覚で着用できるタイプがおすすめです。

フォーマルシーンでは先輩や上司と同席することが多いこともあり、重厚でいかにもダブルスーツ！といったフォルムを選んでしまうと着用シーンが限られてしまいます。

仕事用なら控えめなデザインや色柄を、プライベートでお洒落にダブルスーツを着用するならスタイリッシュなシルエットや色柄を選びましょう。

ミドルエイジやシニアならダブルスーツの品質にもこだわりたい

若い世代がダブルスーツを選ぶ理由の多くは「トレンドだから」や「個性的にスーツを着こなしたいから」など、基本的にはオシャレ目的になるかと思います。

しかし管理職や経営者など責任ある立場に就くことが多い30代以降になると、単にオシャレ目的だけでなくダブルスーツを着用することで威厳や信頼感を演出する目的で選ぶ人も多いはずです。

フォーマルな場に出席する機会も若いころに比べれば格段に多くなるため、安っぽいダブルスーツを着用してしまうと逆に自分の価値を下げることに繋がる恐れもあります。

そのためミドルエイジ～シニア層には既製品よりもオーダースーツを、安物よりは高品質なお仕立てのダブルスーツの検討をおすすめします。

世界屈指の高級スーツ生地「ゼニア」の公認取扱店として30年以上ご愛顧頂いている当店GINZA SAKAEYAなら、老舗テーラーならではの確かな技術と知識で最高品質のダブルスーツのお仕立てが可能です。

「せっかくダブルスーツを仕立てるなら絶対に失敗したくない！」という方は、ぜひ当店のご利用をご検討ください。

GINZA SAKAEYAは、お客様ひとりひとりに合ったラグジュアリーなオーダースーツ体験をお約束いたします！

ダブルスーツはシーンに合わせた着こなしが重要

ダブルスーツは一般的なシングルスーツよりも周囲の目を惹くため、着こなしがシーンに合っていないと悪目立ちしてしまうというリスクがあります。

続いては着用シーンや自分の立場・年齢で変わるダブルスーツの最適な着こなしやコーデのポイントについて詳しく解説していきましょう。

ビジネスシーンにおけるダブルスーツの着こなしとは

スーツを着用する機会として最も多いシチュエーションと言えばビジネスシーンです。

シングルのイメージが強いビジネススーツですが、前述の通りダブルスーツを仕事用として普段使いしても服装マナー的には全く問題ありません。

年代を問わずビジネスシーンでダブルスーツを着用する上で意識したいポイントは以下の通りです。

ダブルスーツには信頼感や威厳を高める効果があるため、大事な取引や会議など「ここぞ！」というときの勝負服として着用するのもおすすめです。

しかしあくまでも仕事着なので色柄は控えめにして、着崩したりはせず服装マナーに沿ってしっかりとダブルスーツを着こなすスタイルを心がけましょう。

当たり障りのない無地が無難ですが、シンプルなストライプ柄はスマートで堅実な印象を与えてくれるのでビジネスシーンでも人気となっています。

ストライプの幅は太くなるほどに力強く威厳のある印象になるため、年齢的に若い場合や会社での立場が高くないときは細めで控えめなデザインを、逆に落ち着いた年齢の方や会社での立場が高い方などは少し太いデザインを選ぶのがおすすめです。

ダブルスーツをフォーマルに着こなすときのポイント

結婚式やパーティーなど、フォーマルな装いが求められるシチュエーションで映えるのがダブルスーツです。

ビジネスシーンよりはコーデの自由度は高くなりますが、フォーマルな場に沿ったアイテム選びやコーデを意識した着こなしが求めれられます。

フォーマルな場では、シングルスーツに近い感覚で着用できるファッションダブルではなく、きちんとしたウール素材でクラシカルに仕立てたダブルスーツを選んだ方が良いと言えます。

クラシカルなデザインのダブルスーツを着用するときは、スーツ自体がボリューミーな印象なので重くなり過ぎないように、インナーや小物はなるべくシンプルにしたり、ポケットチーフで軽やかさをプラスする着こなしがおすすめです。

また、結婚式でダブルスーツを着用するときの服装マナーや注意点については、詳しく解説している特集記事もあるのでぜひチェックしてみてください。

カジュアルにダブルスーツを着こなすときのポイントと注意点

カジュアルシーンでダブルスーツを着るときは、基本的に難しいマナーや縛りなどはほとんどありません。

好きなデザイン・色柄を選んで自由にダブルスーツの着こなしを楽しんでOKなのですが、参考までにおすすめのコーデやダサ見えしないための注意点をいくつか紹介しておきましょう。

ダブルスーツはフォーマルな印象が強いアイテムなので、素材や合わせるアイテムで上手にカジュアルダウンさせて「きちんと感は残しつつも、抜け感や遊び心を取り入れた着こなし」を意識するのがポイントです。

ファッションなので絶対の正解はありませんが、ダブルスーツをカジュアルに着こなすなら”きちんと感”をしっかり残すためにもサイズ感やコーデ全体のバランスを意識することも大切です。

自由度が高いカジュアルな着こなしであっても、サイズ感が合っていないと途端に「だらしない」印象のコーデになってしまうので注意が必要です。

あまりにもカジュアル感が強すぎるアイテム（ストリート系など）は、スーツが持つ品格を崩してしまうため相性があまりよくありません。

ダブルスーツをラフに着崩したコーデは人気ですが、やはりスーツなので汚れやシワで清潔感を損なってしまうと、だらしない印象が逆に強まってしまうので”きちんと感”をしっかり意識しましょう。

ダブルスーツの着こなしで気になる疑問や質問まとめ

最後に、記事内ではお伝えしきれなかったダブルスーツの着こなしでよく耳にする疑問や質問をQ&A方式でまとめて紹介します。

ダブルスーツは時代遅れでダサいスーツだと耳にしたのですが、本当に流行っているのでしょうか？

ダブルスーツに対してダサい・古臭いと言っている人の多くが、バブル絶頂期に流行したスーツのイメージを未だに抱いているようです。

バブル期のダブルスーツは、インパクトが強い肩パットや寸胴のようにダボッとしたシルエットが多かったこともあり、スマートでファッショナブルなスーツが主流となっている現代の感覚で言えば「ダサい」と思う人がいるかもしれません。

しかし現代のダブルスーツは昔に比べてシルエットも豊富で、エレガントさとスマートさが同居したオシャレなデザインが主流です。

ダブルスーツを取り入れたスーツファッションが注目され、トレンドになっているのは確かなので、ぜひ今回紹介した着こなしのポイントを意識しつつ挑戦してみてください。

ダブルスーツは着る人を選ぶと聞いたのですが、似合う人・似合わない人の違いを教えてください

まず、結論から言うとダブルスーツは誰でも似合うように着こなすことが可能です。

記事内でもお伝えしてきた通り、年齢や体型であったり着用シーンに合わせて適切なダブルスーツを選べば誰でも上手に着こなすことができます。

あえて言うならダブルスーツが持つ重厚な印象は、若い人より落ち着いた年齢の人の方が似合うと言えるかもしれません。

体型的な相性で言えば、細身で小柄な人よりはガッシリとした人の方がダブルスーツが持つ特徴をより活かした着こなしができると言えるかもしれません。

ただし、若くても体格に恵まれていなくてもダブルスーツを自分らしく着こなすことは可能ですので、仕立てのプロが居るテーラーで最適なスーツ選びのアドバイスをもらってみるのもひとつの手です。

シーンや自分に合った着こなしでダブルスーツを楽しもう！

ダブルスーツを上手に着こなす上で最も重要なポイントは、着用シーンや自分に合っているコーデやアイテムをしっかりセレクトすることです。

シーンによって選べる色柄の選択肢や服装マナーが異なるため、今回お伝えしたポイントを参考に自分らしくダブルスーツの着こなしを楽しんでみましょう。

ダブルスーツできちんと感と個性を両立させたコーディネートができれば、ビジネスでもプライベートでも信頼感アップ間違いなしです。

シングルスーツと違い既製品の数や種類が少ないダブルスーツを自分らしく着こなすなら、オーダースーツで仕立てるのがおすすめ。

今回お伝えした内容を見て「ダブルスーツに挑戦してみようかな」と少しでも興味をお持ちになった方は、ぜひ当店GINZA SAKAEYAでラグジュアリーなオーダースーツ体験をしてみませんか？

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