ベストにネクタイを着用するときのポイントを紹介!長すぎる場合は結び方で調節しよう

  • ベストを着るときはネクタイピンはどこに付ければいい?
  • ネクタイはベストの裾から出す?出さない?
  • ベストを着用していればネクタイはしなくても大丈夫?

ベストはネクタイと同様、スーツスタイルにメリハリをつける効果があり、ベストを着用することでシャツだけのスタイルよりきちんとした印象を与えることができます。

ただし、ネクタイが長すぎてベストからはみ出しているとだらしなく見えて逆効果です。ベストを着用するときには、ベストの丈やネクタイの長さなどバランスにも気を付けてください。

ネクタイとベストをバランスよく着るためには、ネクタイ自体の長さやベストの丈も重要になってきます。ネクタイやベストは自分の身長に合ったサイズを選べるよう、適切なバランスを知っておきましょう。

スーツにネクタイを合わせるポイントについては≫ネクタイの使い方についてで紹介しておりますので、ぜひそちらもあわせてご覧ください。

目次

ベストとネクタイを組み合わせるときはバランスに気を付けよう

ベストを選ぶときは丈の長さも重要
ベストを選ぶときは丈の長さも重要

ベストを着用する場合は、ネクタイがベストの裾からはみ出してぶらぶらしているとみっともなく見えてしまいます。また、ベストが短すぎるとネクタイだけでなくシャツもはみ出してしまうので気を付けてください。

ベストとネクタイの適切な長さは?

ベストの裾はベルトループより下が目安
ベストの裾はベルトループより下が目安

ベストを着用したときには、ネクタイがベストの裾からはみ出すのはNGです。ネクタイはベストから出ないようにするのが正しい着こなしです。

ベストを着用しないスーツスタイルの場合でも、ネクタイの長さはベルトにかかるくらいが目安になります。そして、ベストの丈はベルトループが隠れるくらいが理想です。

ベストやネクタイを購入するときには、ネクタイの長さとベストの丈も気にしながら選びましょう。

特に、ベストの丈が短すぎるとネクタイだけでなくシャツも見えてしまうので注意が必要です。

ネクタイの長さの目安は、身長によって違ってきます。おおよその目安は下記の通りなので参考にしてください。

《身長ごとのネクタイの長さの目安》

  • 身長165cm… 140〜145cm
  • 身長170cm… 145~155cm
  • 身長175cm… 155〜165cm
  • 身長180cm… 160〜170cm

ネクタイがベルトにかかる程度の長さになっていて、ベストの丈がループの下まであれば、はみ出しを防ぐことができます。

ネクタイピンを付ける位置について

ネクタイピンを付けるかはベストの開き具合で決める
ネクタイピンを付けるかはベストの開き具合で決める

ネクタイピンは、ネクタイがぶらつくのを防ぐためのものです。ベストを着用するとVゾーンの開きが狭くなりネクタイが固定されやすくなるので、ネクタイピンはしなくても構いません。

Vゾーンの空きが広いベストの場合だけネクタイピンを付けるようにするといいでしょう。

ベストにネクタイピンを合わせる場合は、ジャケットを着用している時と同様にシャツの第3ボタンと第4ボタンの間に付けてください。

シャツの第3ボタンと第4ボタンの間にネクタイピンを付けたときに、ネクタイピンが見えるかどうかを、ネクタイピン着用の目安にすればいいかと思います。

ネクタイがベストからはみ出してしまう場合の対処法

ネクタイが長すぎる時は結び方で対処
ネクタイが長すぎる時は結び方で対処

ネクタイがベストからはみ出す原因には

  • ネクタイの長さが身長に合っていない
  • ベストの丈が短すぎる

というのがあります。

適切な長さのネクタイやベストを着用すればネクタイがはみ出さなくなりますが、手持ちのネクタイで対処したい場合は、結び方を変えて短くしましょう。

ネクタイの結び目(ノット)が大きくなる結び方をすれば、下に垂れる部分を短くすることができ、はみ出すのを防ぐことができます。

ノットが大きくなるネクタイの結び方には

などがあり、ウインザーノットはネクタイの長さが特に短くなるのでおすすめです。

結び方以外でネクタイがはみ出すのを防ぐ方法としては

  • 長い部分を折り曲げネクタイピンではさむ
  • ズボンの中にしまう

というものもありますが、ネクタイがしわになりやすいというデメリットがあります。

大剣にシワがつくより小剣の方が目立ちにくいので、長すぎるネクタイは小剣側を長めにして結び、小剣だけをズボンやネクタイピンで挟むようにしてください。

ベストを着ていてもネクタイなしは例外的なスタイル

ベストを着用していてもノーネクタイではカジュアルになってしまう
ベストを着用していてもノーネクタイではカジュアルになってしまう

ベストを着用するとシャツだけのスタイルよりもきちんとした雰囲気になるので「ネクタイは不要では?」と感じる人がいるかもしれません。

ベストを着用していてもネクタイを着用しなくていいのは「ビジネスカジュアル」や「スマートカジュアル」などの一部のスタイルだけです。

ベストがネクタイの代わりになるということはないので、スーツにネクタイを着用するような場面では、ベストの有無にかかわらずネクタイも着用してください。

ベストはノーネクタイでもシャツだけのスタイルよりおしゃれ感や上品さが出るので、ビジネスカジュアルやスマートカジュアルではノーネクタイにベストというスタイルを積極的に取り入れてOKです。

ベストとネクタイの着こなしに関するQ&A

ネクタイはベストの中にしまうのですか?それとも外に出すのですか?

ネクタイはベストの中(内側)に入れて着用します。ボタンを留めたベストやジャケットの外側にネクタイを出すことはありません。

スーツに合わせるべストのボタンは開けて着るべきでしょうか?

基本的には、ベストは1番下のボタンだけを外し、それ以外のボタンはしめて着用します。

カジュアルな着こなしではボタンを全部開けて着用する場合もありますが、改まった場ではベストのボタンを留めてください。

ベストとネクタイの組み合わせは丈に注意!

ベストとネクタイの組み合わせは、上品で洗練された印象になりますが、バランスが悪いと逆にだらしなく見えてしまいます。

ベストが短すぎると、ネクタイやシャツがはみ出してしまい悪印象になってしまいます。

ベストはネクタイやシャツがはみ出してしまわないように、ベルトループの下(ベルトが隠れる長さ)で選びましょう。

おさらい
  • ベストにネクタイピンを合わせるときはシャツの第3ボタンと第4ボタンの間に付ける
  • ネクタイはベストの裾から出ないようにする
  • ベストはネクタイの代わりではないのでノーネクタイOKな場以外ではネクタイを着用

ネクタイとベストには、着用すると立体感が出ておしゃれに見えるという似た役割がありますが、ベストを着用すればネクタイを着用しなくてもいいというわけではありません。

ベストにもネクタイは着用するのが基本なので、だらしなくならないベストの着こなしを覚えておきましょう。

スーツにネクタイを合わせるポイントについては≫ネクタイの使い方についてで紹介しております。ぜひそちらもあわせてご覧いただければと思います。

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