【トレンドと情報】ナポリのサルトたちの究極の選択

こんにちは。

榮屋本舗の代表・伊藤です。

それなりの技術を有していても

自分のサルトリアを経営するのではなく、

大きなメーカーの工場の一員として勤め始める――。

高級仕立てスーツの聖地といわれる

ナポリであっても、

独立してサルトリアの経営を続けるのは

かなり難しいことになっています。

苦労を重ねて自分のサルトリアを経営しても

サルトとしての生活は困窮し、

結局は人生に行き詰ってしまうのがオチ。

そういった暗澹とした気持ちになって、

仕方なく工場に勤務する者が多いのだといいます。

職人として頑固にサルトリアを続ければ、

これからも苦しい生活が待っている。

しかし、

職人の魂、プライドをも押し殺せば、

生きるための道がある。

死ぬか、生きるのか、

いってみればそんな究極の選択が、

職人たちに突きつけられているのが現状。

大手既製服メーカーが打ち出した

ハンドメイドを売りとしたブランド展開は、

職人たちの犠牲があって成り立っているわけです。

しかし、

考えてみれば、この流れは止めようがないでしょう。

誰も好き好んで

貧乏な暮らしをするということはありえませんよね。

誰だって経済的に豊かになりたいし、

できれば家族に苦労はかけたくないはずです。

昼夜問わずの働き詰めの生活はもうたくさん。

せめて週に一度くらいは休みがほしい……。とも

職人と呼ばれるような人たちであっても、

そういった気持ちは普通の人と同じです。

人並みの生活、人間的な暮らしを求めて

企業の中に身を置くのは、

残念ですが自然の流れなのでしょうね。

むしろ、

働き口があるだけ幸せである、

世界的な不況を考えれば、そう考える向きもあります。

私たちが

素晴らしいスーツに袖を通すその裏に、

貧困にあえぐ職人たちがいる――。

味気のない既製服のスーツが、

職人たちに安定した職を与えている――。

できればこういった現状は

なくならないといけないですよね……。

ナポリのサルトの火が消える前に、

なんとか手を打ちたい……次回に続きます。

チャオ(*^-゚)/~Ciao!

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