- 大学の入学式における男子スーツの最新マナーと人気傾向が知りたい
- 入学式以外も視野に入れたスーツ選びのポイントを教えてほしい
- 大学の入学式に出席する父親にふさわしい服装やコーデ術も教えて
大学への合格、誠におめでとうございます。
キャンパスライフの第一歩となる入学式は、学生本人はもちろん、今まで見守ってきたご家族にとっても一生の思い出に残る大切な式典です。
大学の入学式に向けて、初めてスーツを選ぶ方も多いと思いますが、どんな色が良いのか、リクルートスーツで良いのかなど、不安や疑問は尽きないものです。
本記事では、大学の入学式にふさわしい男子スーツの基本マナーから、失敗しない色・サイズ選び、さらには父親のスーツコーデや着こなし術までを徹底解説します。
また、入学式のスーツに関するマナー全般や母親のスーツコーデ、家族の服装バランスを整えるポイントなどを解説している記事もあるので、あわせて目を通してみてください。
大学の入学式における男子スーツの基本マナーと最近の傾向
大学の入学式は式典に分類されるため、出席する男子学生の服装はスーツの着用が一般的です。
まずはスーツを着用するときの基本マナーと、最近の大学生から支持されているスーツの傾向について解説します。
スーツ着用時に気を付けたい基本ルールや注意点
大学の入学式で初めて本格的なスーツに袖を通すという方も多いかと思います。
スーツには特有の「着こなしルール」がありますが、その中でも初心者が特に失敗しやすい3つのポイントを解説するので確認しておきましょう。
アンボタンマナーを守る
「正装=ボタンは全て留める」と思いがちですが、スーツの場合は一番下のボタンを外すアンボタンマナーを守った着こなしが基本となります。

2つボタンのジャケットなら上のボタンだけを留め、3つボタンなら真ん中と上(真ん中だけを留めてもOK)を留めるのがスーツ着用時のボタンマナーです。
一番下のボタンを留めないことで、座ったときのシワを防ぎ、スーツ着用時のシルエットを美しく保つことができます。
着用前に仕付け糸を確認しよう
初めてスーツに袖を通す人がやってしまいがちな失敗の1つに、「仕付け糸の切り忘れ」があります。
新品のスーツには、形崩れを防ぐための「仕付け糸」が背中のベント(切れ込み)やポケット、袖口のラベルなどに付いています。

切り方は簡単で、仕付け糸を見つけたらリッパーや糸切りバサミで切り、端から優しく引き抜くだけで綺麗に取ることができます。
仕付け糸を付けたままスーツを着用するのは恥ずかしいことなので、着用前に必ずチェックしておきましょう。
シワや汚れの確認と対策を行う
大学の入学式用にスーツを新調する場合は問題ありませんが、すでに持っているスーツを着る場合や、誰かに借りる場合はシワや汚れの確認と対策が必要になります。
入学式の前日までに、クリーニングに出したりスチームアイロンをかけるなどして、清潔感を保つ準備をしましょう。
大学の入学式は「リクルートスーツ」で良いのか?
大学の入学式にリクルートスーツを着ても大丈夫なのか、と悩む男子学生は多いですが結論から言えば特に問題はありません。
詳しくは後述でも解説しますが、入学式だけでなく就職活動も視野に入れてリクルートスーツを準備する人も多く、マナー的にも問題無いので安心してください。

しかし、お祝いの場である入学式の装いとして、地味で無個性な印象のリクルートスーツが最もふさわしい、とは言い難いのも事実です。
もし入学式にリクルートスーツを着用する場合は、ネクタイやシャツで華やかな印象を演出して、就活っぽさを打ち消す着こなしを意識してみましょう。
男子大学生に選ばれる入学式用スーツの傾向とは
大学の入学式に着用するスーツの定番カラーはネイビーとブラックです。

汎用性が高く知的で若々しい印象を与えるネイビー、将来的にリクルートスーツとしても着用できるブラック、この2カラーは時代を問わず人気となっています。
しかし、近年は「個性を認める風潮」や「服装の自由化」に後押しされ、チャコールグレーやチェック柄のスーツを着用する学生も増えてきています。
大学の雰囲気によっては避けた方が良いケースも多いですが、私立大学や美大・芸大などの入学式では比較的自由なスーツスタイルも人気となっています。
スーツ選びで失敗しないための3大ポイント
大学の入学式を控え、人生で初めて自分のためのスーツを選ぶとき、誰しも失敗や後悔はしたくないものです。
ここでは、納得のいくスーツ選びのために意識すべき3つのポイントを解説します。
スーツの着こなしで最も重要な要素は「サイズ感」
スーツを着こなす上で何よりも優先すべきなのが「サイズ感」です。
いくら高級なブランドスーツでも、自分の体型とスーツのサイズが合っていなければ、だらしなく見えたり「服に着せられている」ような違和感が出てしまうものです。

自分の体型に合うスーツを探すときは、以下の4つの部位を特に意識して、サイズ感をチェックしましょう。
- 肩幅(ショルダーライン)
- 着丈(ジャケットの長さ)
- 袖丈(袖の長さ)
- パンツの裾の長さ
肩幅が合っていないと、窮屈そうな印象になったり、だらしない印象になります。
着丈の目安はお尻が隠れる程度の長さ、袖は手を自然に下ろしたときに、シャツの袖が少し覗く程度の長さがベストです。
パンツの裾は、靴の甲に少し触れる程度の長さを意識して選ぶようにしましょう。
スーツの印象を左右する色と柄
スーツの第一印象は色や柄で大きく変わります。

どんな色のスーツを選ぶかによって、印象だけでなく着用シーンの範囲にも影響するので、自分の目的に合わせて最適なカラーを選ぶようにしましょう。
定番のネイビー(濃紺)は汎用性が高い万能カラー
式典という華やかな場に合っていて、成人式やインターンシップなど、入学式以外のシーンでも着用しやすいネイビーは定番カラーです。
とにかく汎用性が高い色なので、大学の入学式用スーツの色選びで悩んだときはネイビーを選んでおけば間違いないと言えるでしょう。
就活や冠婚葬祭を見据えるならブラック
リクルートスーツとしても使えるブラックのスーツも安心感のある選択です。
お祝いの場での着用を視野に入れるなら、やや光沢のある生地や控えめなストライプ柄を選ぶと、汎用性が高くなります。
就職活動での着用を見据えるなら、無地で光沢は抑えめのスーツを選ぶのがおすすめです。
大人っぽさを演出するならグレーのスーツもおすすめ
落ち着いた印象を与えるグレーは、周囲と少し差をつけたい方におすすめです。
ネイビーに次いで汎用性が高く、洗練された雰囲気になります。
スーツの機能性と素材
スーツを選ぶときは、着心地や耐久性を左右する「素材」や「機能性」にも注目しましょう。

最近はストレッチ性や自宅で洗える機能を備えたスーツも増えていて、慣れないスーツで長時間過ごす入学式では重宝します。
一方で、長く愛用することを前提とするなら、ウール100%など天然素材を用いた、いわゆる高級スーツを検討するのもおすすめです。
天然のウールは美しい光沢があるだけでなく、シワの戻りやすさ(復元力)や吸湿性、消臭効果にも優れています。
「入学式用のスーツ」ではなく、数年後の自分をイメージして素材を選ぶことが、結果として後悔しないスーツ選びに繋がります。
大学の入学式用スーツはどこで買うべき?
入学式用のスーツをどこで購入するか悩む方は多いのではないでしょうか。
予算・着用目的・着用頻度など、どんなスーツが欲しいのかによって最適な購入先は変わってきます。
ここではスーツを購入するときに選ばれやすい4つの選択肢について、それぞれのメリット・デメリット、どんな人におすすめなのかを解説します。
紳士服量販店は最もポピュラーな購入先
スーツの購入先として最も一般的なのが紳士服量販店です。

全国展開しているチェーン店が多いため、住んでいる地域に左右されにくく、スーツ専門店という安心感と手頃な価格帯が大きな魅力となっています。
紳士服量販店でスーツを買うメリット
紳士服量販店でスーツを購入する最大のメリットは、費用を抑えられる点にあります。
豊富な品揃えと手頃な価格帯が魅力で、セット販売など複数のスーツをまとめ買いできたり、購入すれば即日持ち帰れるというスピード感もメリットです。
紳士服量販店でスーツを買うデメリット
量販店なので、基本的に他の人とスーツが被ってしまう恐れがあります。
また、基本的には既製品か簡易的なオーダーメイドまでの対応となるため、サイズ調整に限界があるという点もデメリットといえます。
紳士服量販店はこんな人におすすめ
とりあえず入学式に着るためのスーツが欲しい方や、予算をなるべく抑えたい方、準備が間に合わず急ぎでスーツが欲しい方におすすめです。
ブランドスーツなら百貨店がおすすめ

さまざまなブランドの店舗を見て回れる百貨店も、スーツの購入先として選ばれることが多い施設です。
百貨店でスーツを購入するメリット
高級ブランドのスーツを取り扱うテナントが多く、接客も丁寧なので気持ちよく買い物ができる点は百貨店の大きな魅力です。
百貨店でスーツを購入するデメリット
比較的高額な商品が多く、デザインも落ち着いたものが中心となるため、若者向けのトレンド感は控えめな傾向にあります。
百貨店はこんな人におすすめ
信頼できるブランドスーツを購入したい方におすすめです。
オシャレな入学式用スーツが欲しいならセレクトショップ

お店独自のコンセプトやセンスに沿って、さまざまなブランドの商品を取り扱うセレクトショップでスーツを探すという選択肢もあります。
セレクトショップでスーツを購入するメリット
トレンドや流行を反映した品揃えになっていて、オシャレなデザインや人気ブランドのスーツが購入できる点が最大のメリットです。
セレクトショップでスーツを購入するデメリット
価格が高めに設定されていることが多い点や、スタイリッシュなデザインのスーツが多く、入学式用のスーツとしてはカジュアル過ぎる印象となる恐れがあります。
セレクトショップはこんな人におすすめ
ファッション性や個性を大切にしたい方や、比較的自由な校風の大学へ進む方にセレクトショップはおすすめです。
最高の1着を購入するならオーダースーツ専門店

人生で初めてのスーツだからこそ、最高の1着をと考えるならオーダースーツがおすすめです。
オーダースーツ専門店でスーツを購入するメリット
個人の体型に合わせてスーツを仕立てるため、最高のフィット感が得られることが最大のメリットです。
既製品とは異なり、スーツ生地・デザイン・装飾品などを全て自分で選べて、専門知識を持つスタッフと相談しながら目的に合ったスーツを仕立てることが可能となります。
オーダースーツ専門店でスーツを購入するデメリット
基本的にオーダースーツの価格は既製品のスーツに比べ高額になります。
また、オーダースーツには注文してから手元に届くまでの納期がかかるというデメリットがあります。
注文してから早くても約1ヶ月、オーダーシステムによっては3ヶ月程度かかるので注意が必要です。
オーダースーツ専門店はこんな人におすすめ
入学式での着用だけでなく、成人式や就職活動までを見据えた、長く大切に着れるスーツを検討している方に、オーダースーツ専門店はおすすめです。
圧倒的な品格を纏うならGINZA SAKAEYAのオーダースーツ
数あるオーダースーツ専門店の中でも、最高峰の満足度を求める方は、ぜひ当店GINZA SAKAEYAにお任せください。
GINZA SAKAEYAは、世界三大ミルに数えられる最高級スーツ生地ブランド「Zegna(ゼニア)」の正規取扱店であり、ゼニア生地のポテンシャルを最大限に引き出す確かな技術を持っています。
ゼニアの生地は、圧倒的な光沢と滑らかな肌触りが特徴です。
入学式の会場で、周囲とは明らかに一線を画す品格のスーツを纏うことは、これから新しい世界へ踏み出す新大学生にとって、大きな「自信」という武器になるはずです。
大学の入学式に出席する父親にふさわしいスーツコーデとは
ここまでは、主役である新大学生のスーツについて解説してきましたが、入学式に付き添う父親にも適切なスーツコーデが求められます。
ここでは、新大学生の父親としてふさわしいスーツコーデのポイントを解説します。
基本は「落ち着いた色」と「無地」のスーツ
父親の装いで最も重要なのは、お子様より目立ちすぎず、かつ「きちんとした父親像」を演出することです。
まず、スーツの色はダークネイビーやチャコールグレーといった、落ち着いたダークカラーが基本となります。
入学式では、華やかさと知性を感じさせるダークネイビーが特に好まれます。

続いてスーツの柄ですが、基本的に無地か控えめなシャドーストライプを選ぶと、洗練された印象を与えることができます。
派手な太いストライプなどは避け、あくまで控えめな柄を選びましょう。
主役はあくまでも大学に入学する息子さんであり、父親はあくまでも脇役です。
派手な色や柄のスーツを選んで悪目立ちしないように注意しましょう。
シャツとネクタイで「お祝いの気持ち」を表現
スーツが落ち着いている分、Vゾーン(シャツとネクタイ)で爽やかさや華やかさをプラスします。

シャツの色は清潔感のある白や淡いサックスブルーがおすすめです。
襟元はレギュラーカラーやワイドカラーを選び、アイロンがしっかりかかった状態であることを確認しましょう。
ネクタイはネイビー、ボルドー、シャンパンゴールドなど、やや光沢のある素材感のものを選ぶと、お祝いの席にふさわしい印象のコーデになります。
足元と小物への配慮が品格を左右する
スーツコーデでおろそかになりやすいのが、足元や小物です。
靴とベルトは同じ色で合わせるのが基本です。
黒のスーツなら黒、ネイビーやグレーなら黒またはダークブラウンの革靴やベルトを合わせるようにしましょう。
華やかさをプラスするなら、シャツの色に合わせた白のポケットチーフを「TVホールド(スクエア)」で差すだけで、格段にフォーマル感と品格が高まります。
父親として、お子様の新しい門出を祝うにふさわしい、凛とした佇まいで当日を迎えるように準備しましょう。

大学入学における男子スーツでよくある疑問や悩みまとめ
初めてのスーツ選びには、疑問や不安がつきものです。
ここでは、新大学生やご家族からよく寄せられる疑問や悩みについて、まとめて解説します。
- 入学式以外にスーツを着る機会はありますか?
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大学生になってから、スーツを着る機会がどれだけあるのか?という疑問を抱く人は多いようです。
結論から言うと、入学式以外でも大学生がスーツを着る機会は意外に多くあります。
具体的には成人式や結婚式などの式典や、サークルやゼミの発表会、アルバイトの面接や就職活動が挙げられます。
記事内でもお伝えしていますが、入学式用のスーツを購入するときは、その後の着用も考慮して選ぶようにしましょう。
- 大学の入学式で着るスーツの平均的な予算はいくらですか?
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どこで購入するかによって異なりますが、一般的には3万円~10万円くらいの範囲で収まるスーツが多く選ばれています。
長期的なスパンで入学式以外のシーンでも着用できるスーツを求める人は、オーダースーツやブランドスーツを購入するため予算は高くなります。
無理に高いスーツを購入する必要はないので、ご自身の予算や今後の着用頻度に照らし合わせて選ぶようにしましょう。
- 大学の入学式用スーツはいつ頃準備すべきですか?
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既製品を購入する予定なら、極端に言えば入学式の前日でも間に合いますが、オーダースーツの購入を検討しているなら納期を逆算する必要があります。
通常、オーダースーツは採寸からお仕立てまで1~3ヶ月程度かかるため、早めに動き出すことが大切です。
最高のスーツで大学生活の第一歩を踏み出そう
大学の入学式は、お子様にとっては「大人」としての第一歩であり、ご家族にとってはこれまでの成長を祝う大切な節目です。
- スーツ独自の着こなしマナーを事前にチェックしておこう
- リクルートスーツでも問題ないが華やかさを意識したコーデにしよう
- スーツの着こなしで最も重要なポイントはサイズ感
- 自分の予算や入学式以外での着用を視野に入れたスーツ選びをしよう
人生で初めてのスーツ選びとは言え、無理に高いスーツを購入する必要はありません。
あくまでも、今の自分にとって最高の選択だと思えるスーツを選び、大学生活の第一歩を気持ちよく踏み出しましょう。





