GINZA SAKAEYAのオーダーアイテム

【スタッフ日記】サスペンダーについて

榮屋本舗の阿部です。

新年明けましておめでとうございます。

今年も皆様にとって良い年でありますように。

今年も情報満載のブログを書ければと思っています榮屋本舗の阿部です。

前回までタキシードについていろいろお話してきましたが

今回からはスーツのパーツや小物についてご説明しようと思います。

 

まずは、フォーマルにも使用するサスペンダーについてです。

サスペンダーとは皆さんも良くご存知だとは思いますが

吊りバンドのことで、とくに「ズボン吊り」をいいます。

 

スラックスがずり落ちないように肩から吊り下げる一対の帯のことですが、

サスペンダーというのは実はアメリカ英語で、

イギリスではブレイシーズというのが正しいです。

 

もっと古くにはギャロウジーズという言葉もありましたが、

これはもう使われなくなっています。

なお、イギリスでサスペンダー(正しくはサスペンダーズ)というと、

ガーター・ベルト(靴下吊り)の意味になるそうです。

 

サスペンダーは、18世紀に股上の深いスラックスを

支えるアイテムとして登場しました。

当時は実用本位で、編み紐製が多かったのですが

19世紀中頃から、柄のキャンバス・綿・ベルベット等の

素材が用いられ、実用と同時にお洒落のための色彩を備えるようになりました。

 

人間の複雑な動きに対してスラックスは、

上から吊るさない限りどうしても下がってきます。

特に股上の深いスラックスはその傾向が強いです。

 

最近の股上の浅いスラックスは、

腰骨に引っかけるように履くのが特徴ですが

それでも、動き回る人間の動作にはついていけずやや下がり気味になります。

ベルトだけでは支えきれなれません

 

サスペンダーは、スラックスの前後を吊ることにより、

それを防ぎ、人前でスラックスの位置を直したり、

シャツの裾をスラックスにたくし込む動作を避ける道具です。

 

礼服に使用されるのも厳粛な席で、マナー違反を犯さないためです。

特に燕尾服の場合はベスト丈が短くスラックスの股上が深い為

脚を長く見せる効果もあります。

 

着用時のポイントは

長さを調整する、

②肩の位置に注意する、

ウエストサイズ注意する、ことです。

 

1】長さを調整する

外国製は長いものがあるので購入時に長さの確認をして

長い場合は調整してもらう事がベターです。

その時、金具が胸の辺りにくるのがもっともバランスよく見えます。

 

2】肩の位置に注意する

撫で肩の人は、肩からずり落ちる場合があるので、

背中側の二股部分の支点を上げるよう調節しましょう。

 

3】ウエストサイズに注意する

サスペンダー用のスラックスのウエストは

ベルト着用のズボンより約2cm位余裕をとると良いでしょう。

 

柄は自由ですが

英国のサスペンダーメーカーリージェントによれば、

『ネクタイの色との調和が前提で、同じ柄は避けるべき』だといいます。

 

『タイとの調和』という意味は、スーツ、シャツも含めた、全体の色彩のバランスです。

初めて試みる人は、Vゾーン決定後、

タイよりやや薄い同系色を選ぶと良いでしょう。

タイの色彩量が多い場合は、【サスペンダー】は、常に控えめの無地が基本です。

 

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