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【スタッフ日記】拝絹地とオペラパンプスについて

榮屋本舗の阿部です。

前回までタキシードについてお話してきましたが

もう少しだけタキシードについての薀蓄を少々お話いたします。

 

拝絹地とは、現在はタキシードの襟・側章(パンツの脇)部分に使用されている、

光沢感のある生地のことです。

 

なぜ襟・側章部だけ光沢感のある生地が使われるんでしょうか?

その理由はタキシードが生まれた1870年代にさかのぼります。

元々、タキシードは夜に着用するものであり、

1870年代暗がりでも各人が目立つようにという意味で、

光沢感のある生地が使われるようになったといわれています。

 

また、タキシード着用時に必要なのがオペラパンプスと言う靴です。

オペラパンプスとはその名のとおり、

オペラ観劇や音楽会・舞踏会・晩餐会用の礼装靴としてヨーロッパで登場しました。

19世紀のちょうど中頃だと言われています。

 

これは黒の燕尾服やタキシードが

日常着からそのような場での「礼装」に昇格した時期と実はほぼ同じと思います。

 

通常の靴では靴クリームを塗ったり、

靴墨を塗って光沢感を出しますが、ダンスをしたり一緒に歩いたりした場合、

女性のイブニングドレスの長い裾を汚してしまいます。

 

そこで、靴クリームを付けなくても輝きが維持される)

エナメル(パテントレザー)が、

発明され「女性のイブニングドレスの長い裾を汚さないで済む!」

と言うことでエナメルシューズが用いられるようになったそうです。

 

紳士たるものどんな時でも気を使わなければいけませんね。

 

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