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    格安のErmenegildo Zegna(ゼニア)スーツについて

    Q:インターネットを見ていると、ゼニアの名称がついた値段の安いスーツが売られていることがあります。このスーツは本物のゼニアでしょうか?

    A:安価な「ゼニアスーツ」にはウラがある
    安い「ゼニア スーツ」には、既製品とオーダーメイドのものがありますが、ここでは既製品についてお話します。
    一般に「ゼニアスーツ」と呼ばれるスーツの中にも、大きく分けて3つのタイプがあります。

    まず挙げられるのは、ゼニアの直営店で扱っている「既製品のゼニアスーツ」。これはまさに正真正銘のゼニアスーツと言えます。「既製品のゼニアスーツ」は直営店のみの販売です。

    次に挙げられるのは、「ゼニアの生地が使われている、有名ブランドの既製品」。これは、ポール・スミスなどのブランド店が、ゼニアの生地を使って、自社のラインで作ったスーツです。ゼニアが作ったスーツではありませんが、その多くが高品質のスーツです。

    最後は、インターネット上などで見かける、「『ゼニア』の名称がついた格安のゼニア スーツ」です。こうした安いゼニアスーツは、正規ルート以外から独自に仕入れたゼニアの並行輸入品の生地と、どこかのメーカーが持つゼニア社とは無縁の型紙を使った既製品です。上記の「既製品のゼニアスーツ」「ゼニアの生地が使われている、有名ブランド店の既製品」のどちらにも該当しません。

    安いゼニアスーツには注意が必要

    もちろん、ゼニアの生地は、並行輸入品であっても正規ルートと同じものなので、生地の品質が劣るわけではありません。しかしそれらの安いゼニアスーツにに使われている型紙は、日本人の一般的な体型をもとにしたJIS規格に合わせて作られているため、ゼニア社のものとはシルエットがまるで異なります。あくまでも「ゼニアの生地で作ったスーツ」であって、「ゼニアスーツ」とは別物であると認識しておきたいものです。

    また、ゼニアのラベルが付けられたスーツがサイズ直しのために持ち込まれ、ほどいてみたらゼニアの生地ではないことがわかった、という非常に悪質な例もあります。どこかのメーカーが、ゼニアの生地以外で作ったスーツにゼニアのラベルだけを縫い付けていたのでしょう。このケースは極端ですが、このようなスーツが過去に販売されていたことも事実です。
    ゼニアのラベルについてのコラムもありますので、併せてお読みください『ゼニアスーツの青ラベル、赤ラベルについて』
    さらに、本物のゼニアの生地を使ったスーツであっても、ネット上で見かける安いゼニアスーツは、何年も前の古い型のものや、海外で安くスーツの形に仕立てただけの物が多く出回っています。製造元が不明のスーツは、縫製などの技術に関しても保証されていないことを認識しておく方がよいでしょう。

    ゼニアスーツを購入する際には、「求める品質」を明確にした上で、価格に捉われることなく選ぶことが大切です。
    もし、「普通の既製品スーツでも、ゼニアの生地で作られていればOK」であれば、安いゼニアスーツでも問題ないかもしれません。
    しかし、「コスパ良くゼニアの生地で、ゼニアスーツ独自の品質を楽しみたい、ゼニアならではのシルエットを手に入れたい」ということであれば、ゼニア独自のスーツモデルのスーツで仕立てている、ゼニアスーツ専門のオーダースーツ店でご購入されることをおすすめします。

    目次

    新作のゼニアオーダースーツ素材について

    ゼニアスーツの生地コレクションは定番生地が約300種類、シーズンごとの新作生地が約150種類、合わせて450種類ものスーツ素材が毎シーズン発売されます。
    これらは日本向けの販売数で、世界を含めて発売される品種数すべてで言えば、軽く3,000種類以上。これはゼニア以外の他メーカーが発売する約5倍の量にのぼります。なお、弊社では毎シーズン発売される450種類に加え、日本未発売のゼニア素材をイタリア・ゼニア本社からも輸入販売しています。
    これだけ多くのゼニア素材があると、セール時期に安い価格でスーツの売り出しを行う店舗もありますが、そのほとんどはキャリー分。グレードは決して良質とは言えず、数年前の素材が入り混ざっている事もあるため信頼できるショップを選ぶことが大切です。
    ここではゼニアオーダースーツ素材の生地コレクションをレーベル毎にご紹介します。

    Zenga TROFEO[トロフェオ]

    「一度身に着けると他のスーツを着る事ができない」と称される程リピート率の高いシリーズで、ゼニアオーダースーツ素材の代名詞とも言われるゼニア社の代表的ファブリックです。トロフェオは主に春夏用と秋冬用の2つのスーツ素材があります。
    十分な強度を持たせるため糸に強い撚りを加え、しっかりと目を詰めて織り上げた生地が多く、それらは吸湿性に優れる特徴を持っています。吸湿性の高い素材で仕立てたスーツは、内部の汗や湿気を吸い取り、体の表面付近の湿度を適度にコントロールしてくれるため、着心地の良さを一層高めてくれる一面も兼ね備えています。
    ゼニアを代表する素材だけに色、柄の種類においてもバラエティ豊かで、当店では20代後半〜50代の幅広い年齢層のお客様にご愛用いただいております。

    Zenga TRAVELLER[トラベラー]

    「一度身に着けると他のスーツを着る事ができない」と称される程リピート率の高いシリーズで、ゼニアオーダースーツ素材の代名詞とも言われるゼニア社の代表的ファブリックです。トロフェオは主に春夏用と秋冬用の2つのスーツ素材があります。
    十分な強度を持たせるため糸に強い撚りを加え、しっかりと目を詰めて織り上げた生地が多く、それらは吸湿性に優れる特徴を持っています。吸湿性の高い素材で仕立てたスーツは、内部の汗や湿気を吸い取り、体の表面付近の湿度を適度にコントロールしてくれるため、着心地の良さを一層高めてくれる一面も兼ね備えています。
    ゼニアを代表する素材だけに色、柄の種類においてもバラエティ豊かで、当店では20代後半〜50代の幅広い年齢層のお客様にご愛用いただいております。

    Zenga COOL EFFECT[クールエフェクト]

    ゼニアの「クールエフェクト」は、夏の厳しい暑さの中でも快適にダークカラーのスーツを着られるようゼニアが開発した生地レーベルです。ゼニア独自の特殊加工技術により生地の表面温度が約10度も抑えられている為、真夏日でも涼しい着心地を楽しむことができます。例えば外気温が40度の場合でも、体感温度はそれ以下に涼しく感じられるということです。
    ダークカラーのスーツは、ビジネスに欠かせないアイテムです。気温が高い真夏はそのイメージから着用を敬遠されることが多いと思います。そんな時にゼニアのクールエフェクトは活躍してくれるでしょう。
    原毛は細さ17ミクロン(1ミクロン=1000分の1ミリ)のオーストラリア産ウールを原材料として作られ、無地、チェック、ピンストライプなど幅広い色柄をリリースしています。

    Zenga AMEZING[アメージング]

    2020年にデビューしたゼニアの新レーベル「アメージング」。
    シワからの回復力が高いツイストした16マイクロンの110番双糸を経糸・緯糸に配し、程良いナチュラルストレッチを実現しました。糸にはクールエフェクト加工が施されているため、真夏の熱い日射しでも、生地の表面温度が大きく上がることなく快適に着用いただけます。
    実際に素材をよく見ると、生地表面に夏生地には少ない光沢があり、ゼニアならではの高級感が感じられます。
    アメージングの綴りは正しくは「AMAZING(驚くべき、素晴らしいの意)」と書きますが、AをあえてEにすることによって、amEZingとしてEZ、つまりErmenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)を強調しています。

    Zenga ELECTA [エレクタ]

    1929年誕生当時から変わらないゼニアの「エレクタ」は、ゼニアの秋冬物の中でも定番として確固たる地位を占めているレーベルです。「エレクタ」がゼニアの秋冬向け生地の代表格といえるのは、その高い完成度にあります。
    他のゼニア秋冬物では、多くのレーベルがリニューアルしています。2009年には「トロフェオ(秋冬物)」、2010年には「トラベラー」が、よりクオリティとセンスの高さを感じさせる生地として生まれ変わりました。一方、1929年に発表された「エレクタ」は、誕生当時そのままの品質とデザインを維持してきました。このことは、「エレクタ」がリニューアルを必要としないほどの完成度を以て誕生したことを如実に表わしています。
    ゼニアの「スミズーラ」をご存知でしょうか。これはゼニア独自のパターンオーダーの名称で、顧客それぞれの体型に合わせ、最も美しいスーツのシルエットに整える手法です。「スミズーラ」とは「あなたのサイズに合わせて」の意。「エレクタ」は誕生以来、ずっとこの「スミズーラ」専用の生地として作られてきました。 ゼニアの秋冬向けレーベル「トラベラー」、「トロフェオ(秋冬物)」、春夏向けレーベル「トロフェオ(春夏物)」など、「エレクタ」以外のゼニアのレーベルは、「既製品用」と「オーダーメイド(スミズーラ)用」に二分されています。そして既製品用のレーベルは、ゼニア以外にも、数々の一流ブランドの既製品スーツに使われています。一方、「エレクタ」が既製品に利用されることは決してありません。「エレクタ」を「スミズーラ」専用レーベルとして誕生させたゼニアでは、数ある名レーベルの中でも「エレクタ」を特別な存在と位置付けており、今後もゼニアの「スミズーラ」に使用するためだけに「エレクタ」を生産していく構えでいるからです。ゼニアでは、自社のデザイナーたちの長年の努力と研鑽により、着る人一人ひとりのスーツシルエットを最高に美しく見せる「スミズーラ」のパターンを生み出してきました。「エレクタ」はこの「スミズーラ」のために作られた、最上の品質と格別の贅沢感を併せ持つレーベルと言えるのではないでしょうか。

    Zenga 15MILMIL15[15ミルミル15]

    高品質を誇るゼニア社の生地の中でも特にクオリティの高い15 ミルミル 15。正式な名称はクインディッチ・ミルミル・クインディッチと呼びます。少し変わったこの名前は直径15.0ミクロン(Super170’s相当)の極めて繊細なウールを採用している事に由来しています
    一般的なメリノウールの繊維は平均直径が約23.0ミクロン、中でも上質なスーパーメリノウールは約19.5ミクロン。15ミルミルの原毛は直径15.0ミクロンを採用しているため、いかに希少性の高い原毛であるかが分かります。こうした細い原毛を用いて作られる生地は、際立った特徴を持つものとなります。例えば、柔らかさやぬめり感、光沢など独特な風合いで知られる生地にカシミヤがありますが、その原毛の繊維の平均直径は約15.0ミクロンと、15ミルミル15の原毛の細さとほぼ同じです。カシミアはカシミア山羊の毛から作られるので、羊毛(ウール)とは若干の違いはあるものの、ほぼ同じ程度の細さの原毛を使っている両者は、しっとりとしたソフトな手触り、独特のツヤ感などの共通点を持っています。
    色柄においては、普段のビジネスシーンにご着用頂けるゼニアらしい落ち着きのあるチェック柄やシャドーストライプ柄を多くご用意しております。

    Zenga 14MILMIL14[14ミルミル14]

    高品質を誇るゼニア社のミルミルシリーズから14ミルミル14。正式名称をクワトロディッチ ミルミル クワトロディッチ呼ばれています。紡毛糸を使用した起毛生地で、着用時期は10月半ば〜2月末までの秋冬生地です。1本ずつの糸に使用しているのは、14ミクロン(1ミクロン=1000分の1mm)の超極細糸。ウール97%、カシミヤ3%の混率で、1m当たりの重さは280gと軽量。生地の表面を軽く起毛させて、赤ちゃんの肌のようにサラサラとしたやわらかなさわり心地を生み出しています。ゼニアらしい高級感と上質なさわり心地は、他メーカーでは実現できないレベルです。

    Zenga 13MILMIL13[13ミルミル13]

    数あるゼニア生地の中で最もエグゼクティブの支持を集めるミルミルシリーズから、13ミルミル13。正式名称はトレディッチ・ミルミル・トレディッチと言います。名称にある「13」は生地に使用される紡毛繊維の直径、13ミクロン(Super210’s相当)に由来します。非常に細やかな繊維を使用したゼニア社の中でもプレミアムに値する素材です。
    人間の髪の毛の直径が50~60ミクロン、そしてゼニア スーツのスタンダード素材「トロフェオ」が16ミクロンということを考えれば、並外れた細さであることがわかります。ゆえに生産量は限定され、数年に一度リリースされるのみ。そのほとんどは欧州で消費される為、日本での流通量はごく僅かです。その生地の上質さ故に、熟練の職人であっても取り扱いは要注意。国内で縫製を行える工房すらも限られています。
    GINZA SAKAEYAでは生地の良さをより体感するために、全体の約6割をハンドメイドで仕上げる“カスタムオーダー”をお勧めしています。例えば肩付け部分を手縫いにすることで、マシンメイドでは実現できない腕の可動域を広げることができます。さらには職人による卓越したアイロンワークを取り入れ、縫製段階で生地にゆっくりと熱と蒸気を加えます。これを繰り返し行うことでスーツに立体的が生まれ、ゼニア特有の美しいドレープ感とワンランク上の着心地を体感することが可能です。
    色は黒、濃紺、グレーなど定番色を基本に、プレーン(無地)や控えめなストライプ、ピンヘッドが中心です。シンプルなデザインから、ゼニア素材の良さをダイレクトに感じることができます。

    Zenga 12MILMIL12[12ミルミル12]

    ゼニアの最上級素材、12ミルミル12。正式名称はドゥーディッチ・ミルミル・ドゥーディッチと呼びます。
    ゼニア社は12ミルミル12についてこのように表現しています。
    「我々ゼニア社は過去100年間に渡り、不可能と思われたファインファブリックを追求し続けてきました。そして、ついに究極の品質を持つ12ミルミル12の生産に成功しました。この素材はラグジュアリーの代名詞であり、クラフトマンシップの極みです。12ミルミル12は100年に渡る技術革新と、自然への揺るぎない敬意の産物なのです」
    12ミルミル12の1年間の生産量はわずか3000m。繊維の細さは12ミクロン(1ミクロン=0.001mm)で、ビキューナやカシミヤをも凌駕する繊細さを持っています。
    この比類なき高品質は、羊が育つオーストラリアとニュージーランドの豊かな自然環境、そして湿潤な気候がカギを握っています。羊の生育から羊毛の採取、ファブリックの仕立てまで、あらゆる段階でゼニア社が誇る高度な専門知識が注ぎ込まれ、12ミルミル12はゼニア最高級素材の中でエクスクルーシブなコレクションとして展開されています。
    今季も特別にGINZA SAKAEYAでお取り扱いをしていますが、限られた数量を世界共通で販売するため人気のある色柄から売り切れとなる可能性がございます。ご希望される方はお早めにお問い合わせ頂きますようお願いいたします。

    Zenga TRAVELLER SILK [トラベラー シルク]

    「トラベラー」にシルクを加えた「トラベラーシルク」。
    ウール90%、シルク10%の混率。わずか240gと軽量。トラベラーにシルクを10%混ぜたトラベラーシルクですが、トラベラーとはまったくの別物と言っていいでしょう。
    トラベラーの生地の表面はマットですが、トラベラーシルクには艶やかな光沢が広がっています。触りもさらっと滑らかで、春先や初秋に着るには最適の素材です。
    繰り返しになりますが、シワになりにくく復元力のあるトラベラーとは別物。シルクを入れたことで柔らかみとツヤがありますが、シワになりやすいという欠点もある生地です。ゼニアの生地が初めての方には、おすすめしません。
    とはいえ、ゼニア直営のショップでは例年シルク入りのスーツが数多くラインアップされています。生地の光沢、触り心地、生地のハリなど、ご自身の目と手で確認してください。

    Zenga TROFEO 600 [トロフェオ 600]

    「トロフェオ」にシルクを15%ブレンドし、生地の重さは超軽量の190グラムを実現した「トロフェオ600」。
    「600」は使用しているシルクの糸の細さを表しています。トロフェオに極細糸のシルクを混ぜることで、トロフェオよりもきめの細かな柄を作ることが可能になります。
    マイナスポイントとしては、シルクが15%入っているため、生地の光沢と引き換えにシワになりやすい素材となっています。また、コレクションの数も少なめです。
    しかしながら、ビジネスにもフォーマルにも使えるゼニア特有の光沢を備えた生地がラインアップされており、オールシーズンを通して着用できるというのは魅力的です。

    Zenga TROFEO CASHMERE [トロフェオカシミヤ]

    「トロフェオ」にカシミヤをブレンドし、ウール95%、カシミヤ5%で織り上げた「トロフェオ カシミヤ」。
    混率の95%を占めるウールにはトロフェオで使用される高品質な原毛を使用し、残り5%には世界最高峰のゼニア社が生産するカシミヤを贅沢に使用しています。
    以前は厚手で真冬専用のスーツ生地でしたが、軽く薄くなって新しいトロフェオカシミヤとして登場しました。カシミヤが混合されてソフトなさわり心地。また、生地表面の毛がクリアカットされてトロフェオ並みの光沢があります。
    秋冬生地という位置付けなので茶系やダーク系などシックな色柄が多く、トロフェオに比べて生地コレクションの数は少なめです。

    Zenga HERITAGE [ヘリテージ]

    「ヘリテイジ」は、ゼニア社が創業以来開発してきたファブリックコレクションブックと、エルメネジルド・ゼニア氏のワードローブから1930年代のデザインをピックアップし、現代風に軽量化した素材です。
    クラシカルな雰囲気を意識して作られた「ヘリテイジ」は、1930年代と同じダブルツイストやトラディショナルフィニッシュを施すなど、当時の色柄を再現。数あるゼニア素材の中でも異彩を放つコレクションとなっています。
    「ヘリテイジ」には夏物と冬物の2種類あります。やや太めの糸を使用しているため、シワに強く耐久性があります。まわりの人とは違うものが着たい、というおしゃれな方に向いています。

    Zenga CROSS PLY [クロスプライ]

    ゼニア春夏を代表するジャケット素材「クロスプライ」。名前の由来が“交差する織り”であるように、シルク混、カシミヤ混、コットン混など様々な種類の糸を織り合わせて創られています。ザックリとした素材感と、かすり調の柄が特徴で夏でも軽やかに着用いただけます。
    種類も豊富で、シアサッカーやブークレ素材、ソラーロ色やグレージュ色といったゼニアの他コレクションではなかなか見られない独特な色柄も揃うレーベルとなっています。

    Zenga BIELMONTE [ビエルモンテ]

    2020年秋冬シーズンにデビューしたゼニア「ビエルモンテ」。当初は秋冬の新たなジャケット素材として注目を集めていましたが、21年春夏シーズンからはオーダースーツ向けの素材もラインナップに加わりました。
    生地の最大の特徴は、今までのゼニアコレクションには見られないほど、コシと張りがある素材だということ。一般的に、イタリア製の生地はふわっと柔らかく、イギリス製の生地はコシ、ハリが強い傾向にあります。例えば、ゼニア以外でイタリアの代表的な服地メーカーといえば、ロロピアーナやカノニコ、チェルッティ、レダ等が挙げられ、イギリスではアルフレッドダンヒル、ホーランドシェリー、ジョンフォスター、ハリスツイード等が代表格と言えるのではないでしょうか。
    またゼニアのビエルモンテは、イタリア北西部のビエラ・アルプスに展開する広大な森林地帯、オアジ ゼニアで飼育された羊の原毛のみを使用しています。スーツ素材は、オアジ ゼニアで育った上質なウールを採用し、シルクをブレンド。春夏らしい軽やかさ、そしてシルク混ならではの優しく輝く光沢感も特筆すべき長所です。ジャケット素材はウール100%で織り上げられ、プレーン(無地)からウインドウペーン、ワイドストライプ、グレンチェック等さまざまな柄を展開。ゼニアとして貴重な風合いを備えた素材と言えます。

    Zenga LOOP [ループ]

    生産途中で発生する、従来は廃棄していた余剰の原毛を集めて織り上げた“LOOP(循環)”というペットネームを持つゼニアの新クオリティ。その名の通り、サステナブル=持続可能性な考えのもと打ち出されました。余剰の原毛とはいえ、ゼニア最高級の原毛を集めてますので、クオリティはお墨付きです。 
    ゼニアの工場で生産される様々な素材の上質な原毛が採用されているわけですが、もちろん徹底した品質管理のもとで生産されるため品質は高く、上品な光沢感があります。価格はプライスダウンしながらもゼニア素材をしっかりと楽しむことのできる素材となっております。

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