当店ではお仕立券のお渡しの仕方として「桐箱」「化粧箱」「封筒」の3種類のお渡しの方法をご準備しております。お仕立券をお渡しするシチュエーション、ご予算に応じていずれかの方法をお選びいただけます。
尚、当店ではこの際に当店オリジナル『出来る男の着こなし術』という小冊子
(スーツのオーダーの際のポイントやメンテナンス法について記述した冊子です。詳しくはこちら)をセットにしてお渡しさせていただいております。
お仕立券を扱っているテーラーでお仕立券を入れる化粧箱をしっかり準備しているテーラーは多くありません。当店ではプレゼントするには化粧箱にもこだわりが必要と考えて以下のようにご準備させていただいております。
銀座SAKAEYAの持つ技術は、日本国内外で高く評価されています。
たとえば・・・2011年8月イタリア・ローマで開催された「注文紳士服業者連盟世界大会」に、日本代表8社のうちの1社としてビジネススーツ部門に出品しました。また3大会連続で2013年8月に韓国、2015年8月にはフィンランドで開催された「注文紳士服業者連盟世界大会」においてもビジネススーツ部門に唯一の日本代表として出場しました。この事実は現在の日本におけるビジネススーツ分野では、銀座SAKAEYAは日本最高峰の技術を持つ店舗として認められたということになります。1910年から開催されているこの大会には、全世界の実力のあるテーラーが参加し、各国独特の技を披露しています。
世界大会に出品するためには、その予選ともいえる東京マスターズテーラーズコレクションで、世界大会への選出作品として認められる必要があります。さらに、この東京マスターズテーラーズコレクションに出品できるのは、過去に各種大臣賞を受賞した技術者、もしくは、国際紳士服業者連盟のデザイナー認定試験の合格者だけです。
このような、世界的にも高い技術を持つテーラーの集いに参加することができたのは、私たちスタッフにとって大きな誇りになっています。当店の持つ技術が確かなものであると、お客様に確信していただけますと幸いです。
ファッションのプロであるスタイリストもSAKAEYAを利用されています。
主に男性誌(UOMO,LEON,MENS CLUB,OCEANS、AERA STYLE MAGAZINE,HUGE etc)広告、著名人のスタイリング等を中心に活動中。有名アパレルブランドのブランドアドバイザーとしての活動も行っている。
仕事でオーダースーツを依頼するときに、最も難しいのは、こちらの考えをテーラー側に、いかに汲み取ってもらえるかどうか、なんです。最初に、「どんな人物が着るものなのか、どんなシーンで使うのか、どんな印象のスーツにしたいのか」、などをとことん説明して、イメージの擦りあわせをしますが、テーラー側とこちらの考えがマッチしないことも多々あります。
逆に作る側にアイデアやイメージがないと、テーラー側の言いなりになり、あとあと思ってたものと違うものができた、なんてこともありますね。でも、そこがマッチすると既製では味わえない、最高なモノが手に入るので、やはり出演者の着るものにこだわりたいときこそ、時間と手間を惜しまず、オーダーしています。
今回、いざSAKAEYAさんを訪問してイメージを伝えると、スタッフの方はとても親身になって相談に乗ってくれました。
特に、撮影のワンシーンで生地がクローズアップされるカットがあるので、生地にはこだわりました。見た目が華やかで高級感のあるオーラを放つ素材が欲しい、深みのある色で、上品なツヤがあって、地位の高さを醸し出しながら、若々しさも感じさせたい・・・など、希望するイメージをどんどんぶつけていきました。
その結果、勧めてくれたのが、シルク混のツヤと織が入った生地。僕のイメージ通りで、さすが分かってる!と嬉しくなりました。
百貨店で扱っているイージーオーダーは、身体を10箇所程度採寸して、
その採寸値にいちばん近い型紙を使って仕立て上げます。しかし、体型に応じた最もきれいなシルエットラインを見い出すためには、10箇所程度の採寸では、とてもデータが足りません。当店では、30箇所の採寸を行っています。
だからこそ、お客様の体型のクセを見つけ出すことができるのです。
当店が仮縫いをおすすめする理由は、身体にジャストフィットするように仕立てるため…
だけではありません。お客様がいちばんスマートに見えるように仕立てるためでもあります。
例えば・・・
【スリムに見せる技1】
肩幅をやや狭めにすることで、スリムに見せる技肩幅をやや狭めにすることで、スーツ全体をシャープに見せます。
【スリムに見せる技2】
袖をやや細めにして、スリムに見せる技袖をやや細めにして、ウエストとのあいだにすき間を作ることで、お腹周りをすっきり見せます。
【スリムに見せる技3】
ひざ上5センチの位置を、足を長く見せる技ひざ上5センチの位置を細くすることによって、ひざの位置を錯覚 させ、足が長く見えるようにします。
上記は、当店ならではの技術の一部。このような微調整を、仮縫い時に丁寧に行うことによって、お客様を最高にスマートに見せる極上のオーダースーツをお仕立てすることができるのです。
※オプションメニュー15,000円(税込)
ですから、採寸と仮縫いによって、身体にジャストフィットするスーツに仕立てることは上手です。けれども・・・残念ながら、身体の欠点をカバーするための技術と知識を持っていないところが多いようです。
けれども・・・残念なことに体にジャストフィットする技術が熟練されていないので、オーダースーツの最大のよさである「きっちり仕立てられた、いいものを着ている」というステイタスと自信が手に入らなくなってしまいます。
ゼニア・ダンヒルのオーダースーツを取り扱うショップは数多くありますが、ほぼ間違いなくその全てはゼニア・ダンヒルの生地を取り扱っているだけで、
仕立フォルムはゼニア社、ダンヒル社のスーツシルエットを全く無視した店舗です。当店ではゼニア社、ダンヒル社の代表的仕立フォルムを独自の手法で再現する日本で唯一のショップです。
ゼニア社の扱うスミズーラ並びにダンヒル社の扱うカスタムオーダーもいわゆる日本でいうとパターンオーダーの分類商品です。
パターンオーダーとは基本的には既製品を修正し袖の長さ等縦の部位の調整を行うことでお客様のサイズに合わせて作るという手法です。
ゼニア社のサイズスペックはヨーロッパサイズで44から60までの計9パターン、ダンヒル社のそれは42から60までの計10パターンあり、それぞれお客様の体型に最も近い物をあてて長さを調整してゆくというものです。これに対し当店では、このゼニア社モデルの場合は上述9パターンをデザイナーを起用し28パターンに細分化、ダンヒル場合は上述10パターンを30パターンに細分化し、それぞれさらに仮縫いによって0.5cm刻みでの補正を可能とするという気の遠くなるようなシステム設計を行い製作環境を完成させました。これにより、ゼニア・ダンヒルスーツのモデルをパターンオーダーではなく、
日本人の体型にあったサイズスペックで実現することが出来ました。
タイプ | コース | 出来上がり価格(税別) | |||||
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80,000円の 生地の場合 |
110,000円の 生地の場合 |
180,000円の 生地の場合 |
250,000円の 生地の場合 |
330,000円の 生地の場合 |
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マシン メイド タイプ |
A | 基本コース | 80,000円 | 110,000円 | 180,000円 | 250,000円 | 330,000円 |
【店長からのコメント】 上記金額にはお仕立て代も含まれておりますので、ご安心ください。 |
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B | 仮縫い付 デラックス仕立て・ステッチ コース ![]() |
120,000円 | 150,000円 | 220,000円 | 290,000円 | 370,000円 | |
【店長からのコメント】 仮縫いを行なう際にその方用の型紙を製作いたします。2着目以降お創りになる場合、初回の型紙を利用して同じシルエットのスーツが仮縫いをする事無く創れます。 【内訳】 基本コース、仮縫い +15,000円、ゼニアパック +25,000円 |
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ハンドメイドタイプ | C | 仮縫い付 デラックス仕立て・ステッチ コース ![]() |
155,000円 | 185,000円 | 255,000円 | 325,000円 | 405,000円 |
【店長からのコメント】 職人の手によるハンドメイドの風合いが特徴です。ハンドメイド工程60%・マシンメイド工程40%でお創りいたします。 【内訳】 基本コース、仮縫い付フルオーダー +50,000円、ゼニアパック +25,000円 |
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D | ロイヤルフルオーダーコース (100%フルハンドメイド) ![]() |
230,000円 | 260,000円 | 330,000円 | 400,000円 | 480,000円 | |
【店長からのコメント】 職人による完全なるハンドメイド工程でお創りします。仮縫いならびに中縫い付き。マスターテーラー世界大会ビジネススーツ部門日本代表作品と同様の工程でお創りします。 【内訳】 基本コース、ロイヤルフルオーダー+150,000円 |
フォーマルスーツの中で、最も着用する機会が多いのは、ほとんどの慶事、弔事で着用可能なブラックスーツです。そして当店には、はじめてのオーダーメイドスーツとしてブラックスーツをお創りになる方が多く来店されています。そんなオーダーメイド初心者のお客様が、はじめてオーダーメイドして出来上がったブラックスーツに袖を通されると必ず、今までの既製服との違いに驚かれます。多くのお客様は「体型の欠点をうまく隠したタイト目の綺麗なシルエット」「軽い着心地」そして「同じ黒の生地でもとても奥ゆかしい上品な光沢感を持った生地」に驚かれます。
そんなお客様の約7割の方は、2着目として当店のゼニア、ダンヒルのオーダーメイドスーツをリピートされます。これは、仕立て上がったフォーマルスーツを着ることで、当店の高い技術力を確信し、フォーマルスーツの出来栄えに大変満足してくださったからにほかなりません。
フォーマルスーツをお創りする際に、当店でお勧めしている仮縫い付きコース
(+15,000円)をお選びになると、必ず型紙を作ります。この型紙は、そのままビジネススーツにも利用できますので、2着目以降では仮縫い料金が不要になります(※2)。そんなお得感も、2着目をリピートしようと思う決め手になっているようです。(※2) ご利用できるのは、ブラックスーツ、ディレクタースーツの型紙のみとなります)
当店では、使用する素材(生地)を厳選し、満足のいく仕上がりを約束する高級生地を豊富に取り揃えています。使用しているのは、ヨーロッパ生地メーカーの、特に柔らかく光沢のあるエルメネジルドゼニアとアルフレッドダンヒルに限定。厳選された生地を使って仕立てたスーツは、照明に当たると奥ゆかしい上品な光沢が出て、見る人は一瞬にして「あの人のスーツは他とは違う!」とわかるのです。
特に、ブラックスーツなど皆が同じようなスーツを着る場に招かれる際は、ぜひこだわりの生地を使ったスーツのオーダーメイドをご検討ください。当然のことですが、フォーマルの場では多くの場合、周りの方も同じ黒をお召しになっていらっしゃることが多いかと存じますが、同じ黒でも光の当たり方で、生地の違いはひと目でわかります。会場に入った瞬間、その人の肩、袖に光が当たり、そこがおくゆかしい光り方をするのです。周りの人たちとは違うスーツ素材があなたのより自信あふれる立ち振る舞いを可能とするのです。
当店は高級素材を専門的に取り揃えたに日本で唯一の店舗です。
あなたのご来店予約を、心よりお待ちしています。